リニア奈良県内の駅をめぐり、大阪の国会議員も意見

 リニアの奈良県内の駅の設置場所については、いくつか候補があります。奈良市、大和郡山市、生駒市の学研都市周辺で駅を誘致する動きがあります。この中で一番有力なのは大和郡山ですが、これに対して否定的な意見が外野から出ています。

 声の主はとある大阪の国会議員。実は大和郡山は荒井奈良県知事の出身地で、大和郡山にリニアの駅を置こうとするのは、そのためだというのです。代わりにその国会議員は、リニアの奈良県内の場所として学研都市がいいとしています。

 その国会議員の発言は荒井奈良県知事の機嫌を損ねるものかもしれませんが、大阪側のターミナルが新大阪にできることを考えると、大和郡山は南に寄りすぎているきらいがあります。奈良県内の論理ではなく、関西全体のバランスを考えるとリニアの駅は奈良市の北の学研都市が望ましいでしょうが(生駒市内の学研都市は鉄道でのアクセスに難があるので望ましくないです。大阪府東部や京都府南部にもアクセスしやすいことが求められます)、奈良県から出て京都府内に入ってしまいます。奈良県にとっては面白くないでしょうが、明らかに京都市よりも奈良市のほうが近いのであれば、リニアの駅が京都府内になってもやむを得ないと考えられます。
(参考:MBSホームぺージ http://www.mbs.jp/news/kansai/20170525/00000065.shtml)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「やくも」に新型車両

 国鉄時代からある振り子式車両、381系は中央西線、紀勢線、伯備線で走っていましたが(一時期は北近畿地区でも走っていました)、中央西線と紀勢線は置き換えられ、今走るのは伯備線のみ。国鉄型特急電車が走っている列車にはほかに「踊り子」がありますが、こちらには置き換え計画があり、どうやら伯備線が最後に国鉄型特急電車の走る線区になりそうです。

 しかしその伯備線にも、新型車両への置き換え計画があります。2022年度をめどに投入するようです。

 それでは、どのような車両が入るのでしょうか? JR西日本で同じ振り子式の381系が走っていた紀勢線は、287系などの振り子式以外の車両に置き換えられました。スピードが遅くなりました。ただ、伯備線に関しては期待が持てるようです。ほかのJRでは導入されている車体傾斜式を借りて実験するほか、JR西日本も持っている制御付きの振り子式車両も候補に挙がっているようです。

 車両の投資に係る金額は全額JR西日本が負担しますが、時間短縮のために線路などを改良する場合は、地元自治体との間で協議を行うとのことです。
(参考:山陰中央新報 2017年5月19日)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「北陸ファミリー早特」は並行在来線も乗車可能

 JR西日本は、JR西日本の発足30周年を記念して、5月11日から「e5489」限定商品「北陸乗り放題ファミリー早特」を発売しています。

 この「北陸乗り放題ファミリー早特」は京都・大阪・神戸市内-北陸フリーエリア間の往復「サンダーバード」(往復とも「サンダーバード」に乗らないといけません。「ゆき」は利用できる便に限りがあります)と北陸フリーエリア内のJR等が3日間乗り放題のきっぷ。北陸フリーエリアは北陸新幹線黒部宇奈月温泉-金沢間、北陸線金沢-敦賀間、小浜線敦賀-小浜間などのほか、並行在来線のあいの風とやま鉄道(越中宮崎以西)、IRいしかわ鉄道にも乗車可能です。

 「北陸乗り放題ファミリー早特」は6月1日から9月30日までの期間限定で(利用開始日基準)、利用開始日の21日前から3日前まで購入することができます。値段は大阪・神戸市内発着が13000円で、京都市内発着が12000円です。子供はなんと一律2000円です。夏休みの旅行にも使えます。ただ、子供のみの利用はできず、2人以上が同一行程で旅行しないといけません。

 そしてここが一番重要なのですが、このきっぷは駅では販売していません。無料とはいえ、「J-WESTネット会員」への登録がいるのです。要注意です。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/05/page_10409.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

飛島村のバス

 愛知県飛島村は、名古屋市の西隣にある村です。しかしここは企業の工場などがたくさんあるため、財政的には非常に豊かです。

 さて、この村には鉄道がありません。公共交通機関はバスだけです。飛島村は2009年度からバス路線2路線と事前予約制の乗合タクシーを運行しています。名古屋港駅と臨海部とを結ぶ名港線、近鉄蟹江駅と村内とを結ぶ蟹江線の2路線があるのです。

 名港線は名古屋市営地下鉄名古屋港駅、築地口駅、あおなみ線稲永駅と飛島村ふ頭内を結ぶものです。伊勢湾岸道を経由するため、車両もそれに対応したものになっています。日中でも1時間に1本運転されていて、運賃は500円です(飛島村内のみは200円)。

 蟹江線は近鉄蟹江駅と飛島村公民館分館を結ぶもので(平日のごく一部は飛島ふ頭まで直通)、公民館分館で名港線と接続します。高速道路を通らないため、車両は路線バスタイプです。平日の日中は40分に1本、休日の日中は1時間に1本運転しています。運賃は200円です。

 利用状況も公表されています。名港線は平日に比べて休日の利用者は明らかに少なく、飛島ふ頭への通勤客が多いと思われます。蟹江線はそれに比べると差が小さく、日常的な利用があると思われます。
(参考:飛島村ホームぺージ http://www.vill.tobishima.aichi.jp/bus/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

JR北海道のキハ183系、タイへ

 JR北海道のキハ183系0代。34両ありますが、国鉄時代からある古い車両のため、2017年度までに引退します。2016年度にはそのうちの20両が廃車になりました。

 ところが、この車両の活躍の場があります。寒い北海道から常夏のタイに行くのです。17両が室蘭港からタイに旅立つのです。意外な展開かもしれませんが、車両にとって活躍の場があるのはうれしい話です。
(参考:北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0401524.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

北陸新幹線敦賀駅は乗り換え時間約5分

 北陸新幹線の次の開業区間は金沢-敦賀間。2023年春開業予定です。

 しかし、次の終点の敦賀に用のある人は少なく、大半の人は乗り換えに使う駅です。北陸新幹線と関西方面などへの在来線特急のスムーズな乗り換えができることが望まれます。一番いいのはフリーゲージトレインによる直通ですが、九州での実験が難航しているため、前に進んでいません。敦賀にあった軌間変換装置もいつの間にかなくなっていたのです。次善の策としては、新幹線ホームに在来線が乗り入れることですが、新幹線と在来線の高低差が20メートルもあります(以前よりは若干低くなったようですが)。新幹線が福井寄りのところが国道8号線のバイパスをまたぐためです。新幹線ホームへのスロープをつくると大掛かりなものになってしまいます。

 そこで「サンダーバード」、「しらさぎ」などの在来線特急を新幹線ホームの真下に乗り入れされることにしました。エレベータで移動することもでき、シミュレーションを行った範囲では、在来線特急が下に乗り入れたら5分で乗り換えることができます。通常のように在来線特急を現行のホームから発着させた場合に比べて6分の時間短縮が図られるようになったのです。ただ、新幹線と(特急以外の)在来線の間の距離は200メートルもあります。「動く歩道」でスピードアップを図ります。

 北陸新幹線が開業しても在来線特急を引き続き福井まで走らせることを求めるがあります。新幹線ホームの真下に乗り入れた在来線特急用の線路を再び北陸線に接続すればいいのですが、それなりの工事になります。期待は薄いでしょう。また、敦賀止まりにすれば交直流電車にする必要はなく、「サンダーバード」等も「こうのとり」や「くろしお」などと同じように、直流で対応できるのです。福井まで延長するとややこしくなるだけなのです。
(参考:福井新聞ホームぺージ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/121271.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

岐阜県神戸町駅周辺に家を買えば定期券代助成、21枚つづりの回数券

 岐阜県神戸町は6月から、町外から養老鉄道の駅周辺に住宅を購入して転入した人に対して、従来からある最高45万円の定住奨励金のほかに、半年分の通勤・通学定期券代(大垣-広神戸間で62000円)を助成する制度を始めます。

 この制度の適用を受けることができるのは1世帯で2人まで。申請すれば神戸町は助成券を交付します。1回目は5000円の負担で定期券を購入することができ、2回目は5000円引きとなり、合わせて半年分の助成となります。

 神戸町がこのような制度を始めるのは、人口減少の度合いを弱め、地域活性化と(上下分離となった)養老鉄道の利用者の増加を狙っているからです。養老鉄道は名古屋からさほど離れていないというその立地条件から、通勤でも使える鉄道なのです。ローカル鉄道の割には恵まれているのです。4月に策定された町都市計画マスタープランでも、重点施策として養老鉄道を活かすことを挙げています。町の土地開発公社も広神戸駅から約1キロ以内のところで23区画の宅地分譲を行います。

 話は変わりますが、養老鉄道は5月12日から新しい回数券の発売を始めました。21枚つづりの「マイレールチケット21」です。「マイレールチケット21」は金券式の回数券。同じ運賃区間であればどこの区間でも使えます(券面表示の運賃区間を越える区間を利用する場合は、差額を現金で払えばいいのです)。有効期間も発行日から6か月後の月末日までです。200円から690円までの9種類があり、大垣-揖斐間の410円区間なら8000円ちょうど、約7%引きです。なお、7枚つづりの回数券(有効期間1か月)も引き続き発売されます。

 発売箇所は桑名駅、大垣駅などの養老鉄道の各有人駅のほか、無人駅である美濃高田駅、広神戸駅、池野駅、北池野駅付近の施設や店舗でも発売します。
(参考:養老鉄道ホームぺージ http://cug.ginet.or.jp/yororailway/oshirase/449_index_msg.html、http://cug.ginet.or.jp/yororailway/oshirase/back/454_back_msg.html、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK5B5V64K5BOHGB00P.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

大正駅で駐輪場不足

 大正駅はJR西日本大阪環状線と大阪市交通局長堀鶴見緑地線が通っています。この駅には駐輪場も整備されていますが、市営の駐輪場で定期利用契約(月額2000円)をするのは3年待ちだそうです。4月10日現在、296人待ちで、今申し込んでも3年ほどかかるそうです。このような場合は駅から少々離れたところにある駐輪場に停めるわけなのです。

 もちろん、大阪市がこの状態を放置しているのではありません。駐輪場を整備しているのですが、追い付かないのです。大正区ならではの事情もあるようです。大正区は南北に細長く、区全体が水路に囲まれていて、区の外に出るには限られた橋を渡るか、渡し船に乗るかしないといけません。区内の駅は北の端の大正駅だけです。バスもありますが、不便なところもあり、自転車が大正駅に集まってくるのです。

 もっとも、駐輪場待ちが多いのは大正駅だけではありません。大正駅は2017年3月末現在の定期駐輪場契約待ち人数ランキングで3番目、上には1位の都島と2位の京橋があるのです。古くからの市街地で、駐輪場をつくりたくても適切な場所がないのが原因のようで、ただ市を非難するだけではどうにもならないところもあるようです。駅に近くて、安くて、設備が良いという三条件がそろったところは難しいのです。
(参考:MBSホームぺージ http://www.mbs.jp/voice/special/archive/20170508/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

篠山市が丹波篠山市に変更か?

 篠山市は1999年に篠山町などが合併してできた市なのですが、市の名前を丹波篠山市に変更するという話があるようです。市議会や市内の団体と協議して、市制20周年の2019年までに結論を出すようです。

 なぜそういう話ができたかと言えば、2004年に篠山市の北のほうにある旧氷上郡(柏原町など)が合併して丹波市になってしまったことが始まりです。丹波国は京都府と兵庫県にまたがった地域なのですが、その中の中心地域でもない単なる一地域が丹波市を名乗ってしまったのです。そのため、篠山市の特産品である丹波焼や丹波栗など、丹波の名前の付いたものが、丹波市のものと誤解されるようになってしまったのです。観光客も篠山に行くつもりが、誤って丹波市に行く事例があるようです。

 本来なら、丹波市ではなく氷上市を名乗るのがふさわしかったのでしょうが、いくらふさわしくないからと言っても、ほかの市の名前を変更させることはできません。そこで出てきたのが篠山市を丹波篠山市に変更するというアイデアです。丹波篠山の名称は以前からよく知られ、わかりやすいです。実は以前にも市名の変更の話があり、そのときは変更しないということでいったんは落ち着いたのですが、再浮上したのです。

 合併や市への移行などの要因がないのに市町村の名前を変える例は少なく、戦後では豊田市など限られているようです。酒井篠山市長は変更に前向きで、丹波市も変更には反対しないとのことですが、篠山市も豊田市などに続くことになるのでしょうか?
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201705/0010197661.shtml)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

なにわ筋線新設は3駅&阪急十三-新大阪間を2025年度までの実現か?

 大阪市の真ん中を通って、関空へのアクセス鉄道となるなにわ筋線。現在1時間ほどかかる大阪-関空間の所要時間が40分程度に短縮されます。どうやら、建設計画の概要が固まり、大阪府、大阪市、JR西日本、南海の4者が合意したのです。

 駅は建設中の北梅田を除くと3つつくられます(駅名はすべて仮称)。北から順に中之島(京阪中之島線と接続)、西本町(本町と阿波座の中間)、南海新難波(地下駅)です。南海新難波は南海方面だけの駅で、JR難波へは手前の西本町で分岐します。南海とは新今宮までで合流するようです。7.4キロを建設するのです。総事業費は約3300億円で、2031年春の完成を目指しています。JR西日本や南海が建設するのではなく、大阪市などが出資する第三セクターが建設主体となり、JR西日本や南海は線路などの使用料を払う、上下分離方式となります。

 さて、以前にも書いたとおり、阪急もなにわ筋線に乗り入れます。軌間の都合から十三-北梅田間に新たな線路をつくるのですが、十三から先の計画もあります。新大阪-十三間の新大阪連絡線(約2.3キロ)の構想が生きているのです。しかも、阪急阪神ホールディングスは、この新大阪連絡線の実現について、2025年度までの長期計画に盛り込んでいるのです。約400億円かかりますが、これが実現すれば、阪急沿線から新幹線への乗り継ぎが便利になります。

 ただ実際のところ、具体的な話は決まっていないので、まだ先の話でしょうが、全くない話ではないようです。1961年に事業許可を取得した淡路-新大阪-十三間の路線(淡路-新大阪間は2002年に断念)がようやく動くことになるようです。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK5M5JQ2K5MPLFA00L.html、http://www.asahi.com/articles/ASK5N628NK5NPTIL00R.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20170520/k00/00e/040/239000c、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/173226?page=2)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«フェリーに乗る高速バス、休止していた