« 国内に広がるカード不正利用被害 | Main | 時速360キロで走る猫 »

認知症と免許証

 最近は、「痴呆症」と言われていた病気が、「認知症」と言われているようです。その認知症のお年寄りが、高速道路を逆走して、事故を引き起こすことが度々あります。

 もちろん、こういう認知症の人も、3~5年おきに行われる運転免許の更新をパスしているのですから、法的には車の運転をすることができます。しかし、こういう人に車の運転を認めてもいいのでしょうか? 現状では、70歳以上の免許更新者に対して行われる高齢者教習で運転能力が低下していることを自覚してもらい、自主的に免許を返上してもらうしか仕方がありません。

 運転免許証は車の運転をすることができるという本来の意味のほかに、事実上の身分証明書でもあります。東京や大阪など、公共交通機関が発達しているところでは、車に乗るつもりはないのに、運転免許を持っている人は決して珍しくありません。公共交通機関がない地方の場合はもっと深刻です。車がないと、どこにも行くことができません。

 免許を返上すると身分の証明がしにくくなったり、車の運転ができないという不便があります。しかし、車を運転することによって、事故を起こし、周りに迷惑をかける危険性があります。そのことを考えると、何らかの形で強制的に免許の更新を認めないようにする手立てを考えなければいけないのではないでしょうか?
(参考:中日新聞6月14日夕刊 E版)

|

« 国内に広がるカード不正利用被害 | Main | 時速360キロで走る猫 »

道路、車」カテゴリの記事

Comments

 こんばんは。

 私もたべちゃんさんの意見に同感ですね。日本では資格は取ってしまえば一生使えるものという考え方ですが、年齢とともに運動能力や状況判断、思考能力が衰えれば、その資格を得るべき能力がない人には与えるべきではないと思います。
 

Posted by: mattoh | 2005.06.24 10:00 PM

* 日本では資格は取ってしまえば

 そうですね。せっかくの資格も磨かなければ色あせたものになってしまいます。

 幸い、運転免許は数年ごとに更新するようになっているので、不適当な者には資格を与えないようにするべきですね。

Posted by: たべちゃん | 2005.06.25 10:30 PM

こんばんは、たべちゃん
TBありがとうございました。

たべちゃんのおっしゃる事は、本当にもっともだと思います。
が、地方へ行くと若い人たちはいなくて高齢者が
多いのです。
免許を返上は簡単に出来ますが、車が無くても
生きていかれる対策を、行政はぜひ練っていただきたいです。
それもなしに、年齢が来たから免許証を返しなさいでは
人に冷たいと言わざるを得ないと思いますよ。

Posted by: まるこ姫 | 2007.11.25 05:33 PM

 まるこ姫さん、こんばんは。

* それもなしに、年齢が来たから

 高齢でもしっかりとした判断ができればよいのですが(一定の年齢で線引きして免許を取り上げることは考えていません)、認知症の人に免許を持たせるのは危ないです。

 地方では車がないと生きていけないところも多いですが(こういうところでは当然ながら公共交通機関は成り立たない)、認知症の人が事故を起こすリスクを考えると、免許取り上げという強制的な手段も用意せざるを得ませんね。

Posted by: たべちゃん | 2007.11.27 10:04 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 認知症と免許証:

« 国内に広がるカード不正利用被害 | Main | 時速360キロで走る猫 »