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緊急地震速報がパニックを引き起こす?

 地震の波には、P波とS波があります。P波は伝わるスピードが早いのですが、揺れは大きくありません。これに対して、S波は伝わるスピードは遅いのですが、こちらの揺れは大きいのです。

 つまり、P波の動きをキャッチすれば、地震が来るのを確実につかむことができます。直下型地震の場合はP波とS波の時間差が短いので効果がありませんが、プレート型地震の場合はP波とS波の時間差がある程度あるので有効です。たとえその情報をつかむのが10秒前でも、倒れそうな家具から遠ざかったり、火を消したりすることができます。すでにこの緊急地震速報は実用化されていて、昨年8月から鉄道会社などに情報を提供しています。鉄道会社は、地震が来ることがわかったら、電車の速度を落として、大きな被害を防ぐことができます。

 しかし、民放連は、この緊急地震速報をテレビなどで伝えるのには否定的です。速報を流すことによって、パニックを引き起こすというのです。ラジオで緊急地震速報を流した場合、それを知ったドライバーがブレーキを強く踏むので、事故を招くというシュミレーション結果もあります。

 緊急地震速報を流しても流さなくても、地震が来れば、パニックになります。緊急地震速報自体、精度が甘く(地震が来ることは確実なのですが、震度の予測は外れることもあるようです)、パーフェクトなものとはいえません。まだまだ改良したり検討すべき課題はありますが、国民に知らせる方向で検討すべきものです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/national/update/0217/TKY200702170306.html?ref=rss)

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Tracked on 2007.02.28 10:59 PM

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