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惜別、餘部鉄橋(3)

 「はしだて1号」は天橋立行きなので、福知山で向かいに停まっている「北近畿3号」に乗り換え。京都・新大阪-城崎温泉間は、福知山駅の改札を出なければ特急料金は通しの料金でO.K.だ。この「北近畿3号」も混んでいた。禁煙自由席は当然満席、喫煙自由席も座るのがやっと。6両編成の電車で、自由席が2両と少ないのが原因か。

 電化区間の終点の城崎温泉からは普通列車に乗り換え。ここで駅弁を買おうと思っていたが、何とホームの売店は閉まっていた。観光地の主要駅とは思えない。これなら、京都駅で何か買ってくればよかった(ちなみに、「はしだて1号」には車内販売はあったが、「北近畿3号」には車内販売がなかった)。

 城崎温泉を出て、ふと外を見ると、雪がうっすらと残っているところがある。雪のない冬の山陰は、風情がない。

 次の竹野で降りる人が多く、立っている人はいなくなった。このままのんびりと普通列車の旅を楽しむことができるかと思ったら、そうではなかった。香住で状況が一変したのである。(続く)

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