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バスにも地域間格差

 国土交通省の調査によれば、1996年度からの10年間で、バスの運行系統数が5.5%減少しました。

 目立つのは、地方のバスの減少。都道府県別で一番減少した度合が高かったのは、山梨県と徳島県なのですが、実に半分近い46%の減少でした。このようにバスの系統が減少した都道府県は34にものぼります。反対に、増加したのは、東京や大阪など、都会の都道府県が中心です。

 もともと地方の路線バスは、乗客が少なく、採算が取れません。地方のバス会社は、高速バスで利益を稼ぎ、それで路線バスを維持してきました。しかし、客のいない路線バスはますます状況が悪くなる一方なので、高速バスの収益でカバーするのも限界があります。ドル箱のはずの高速バスも、格安の「ツアーバス」との競争があり、収益源が脅かされています。

 バス会社に、採算が取れない路線バスを維持させることを強制させることはできません。それなりに利用者がいる路線を中心に、地方自治体が補助をする必要があるでしょう。
(参考:中日新聞7月7日朝刊 12版)

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