« 豆腐の危機 | Main | JR東海、「新幹線博物館」を建設? »

岐阜羽島で新幹線から観光バスに乗り換える理由

 関西発着のツアーのパンフレットを見ると、岐阜羽島で新幹線から観光バスに乗り換えるプランがよくあります。岐阜羽島からバスで信州方面などに向かうのです。最近は東京からのプランでも、岐阜羽島で乗り換えるものが見られます。なぜでしょうか?

 岐阜羽島の最大の売りは、高速道路のインターチェンジに近いこと。岐阜羽島は1時間に2本しか新幹線が停まらず、しかも鉄道でのアクセスが貧弱な駅ですが、道路でのアクセスが非常によいのです。駅から少し走ればインターチェンジです。名古屋駅と比べて利用者が少ないので、ツアー客を誘導するのに適しているのです。交通量が少ないため、駅前に観光バスを停めていても、問題はありません。

 関西からのプランのメリットは、大阪や京都の渋滞を避けることと、観光バスの運転手が1人で済むこと。「新幹線を使ったプラン」として宣伝できることもメリットです。東京からのプランのメリットは、東京-岐阜羽島間の距離が400キロをわずかに切るので、運賃や料金が名古屋駅とほとんど変わらないこと。運賃がたったの210円増えるだけです。

 羽島市には、このツアー客を狙って、お土産を売る店などをつくる計画があります。市側は、県にそのような施設の建設を要望していますが、県の財政難もあり、今のところ実現の見込みはありません。

 ともかく、鉄道の路線図だけ、ロードマップだけを見ていては、交通の全体像を見ることはできません。岐阜羽島はその典型的な例でしょう。
(参考:朝日新聞4月13日朝刊 14版)

|

« 豆腐の危機 | Main | JR東海、「新幹線博物館」を建設? »

JR東海」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

道路、車」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

Comments

確かに岐阜羽島は高速道路は便利ですね。東海北陸道方面へ行く場合ならなおのことそうですね。
関西からのツアーの場合、新幹線などで名古屋を経由するものもあるのですが「飛騨方面に行くのに、名古屋まで行ってバックする」というのに抵抗を感じる人が多いというのを聞いたことがあります。「ひだ」(昔は急行「たかやま」)が1往復大阪まで乗り入れているのが継続しているのもそれが理由の一つにあるそうです。

Posted by: うえしょう | 2008.04.16 at 12:20 AM

 うえしょうさん、こんばんは。

* 関西からのツアーの場合、新幹線などで

 名古屋まで行くと岐阜まで戻る格好になるので、損をしたような気がしますね。

* 「ひだ」(昔は急行「たかやま」)が1往復大阪まで

 ビジネスの需要もある名古屋方面とは違い、関西から高山への需要はもっぱら観光需要なので、4時間以上の時間をかけても、直通する列車に一定の需要はあるのでしょう。乗換えが要らないのは楽です。

Posted by: たべちゃん | 2008.04.16 at 08:32 PM

こんにちは。

ご指摘のパターンの他に、大阪から名古屋まで近鉄(アーバンライナー利用!)で行って、そこからバスというツアーもあります。まぁ近ツリですけどね(笑)

首都圏と京阪神圏と名古屋圏のパイの大きさの差が生み出している事象なんでしょうね。

Posted by: Kinoppi☆ | 2008.04.17 at 01:18 PM

 Kinoppi☆さん、こんばんは。

* ご指摘のパターンの他に、大阪から名古屋まで

 アーバンライナー利用のプランもありますね。名古屋駅付近の混雑も、大阪と比べると大したことがないですし、都心の難波から出発できるのはいいですね。

Posted by: たべちゃん | 2008.04.17 at 10:02 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23421/40865875

Listed below are links to weblogs that reference 岐阜羽島で新幹線から観光バスに乗り換える理由:

« 豆腐の危機 | Main | JR東海、「新幹線博物館」を建設? »