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リニア、「南アルプスルート」でつくったほうが明らかに有利

 かなり古いニュースですが、備忘録を兼ねて書きます。

 JR東海は、7月21日、リニア新幹線の維持運営費、設備更新費、輸送需要量の3つのデータを発表しました。ルートは木曽谷、伊那谷、南アルプスの3つのルートを想定し、それぞれリニアと通常の新幹線の2つの方式について検討しています。

 結論を簡単にいえば、「南アルプスルート」のほうが「伊那谷ルート」よりも、維持運営費や設備更新費は安く、輸送需要量は増えます。明らかに「南アルプスルート」のほうが有利です。リニアと新幹線とで比べた場合は、新幹線のほうがコストは安いですが、需要は半減してしまいます。

 1時間当たり5本(4本がノンストップ便、1本が各駅停車便)の運転であることと、東京-大阪間の運賃・料金が現在の「のぞみ」より950円高い15000円であることをこの予測を行う上での仮定としています。本数は妥当とは思いますが、運賃・料金はたった1000円増で大丈夫なのでしょうか? 以前聞いた話(8番目のコメントです)では、東京-名古屋間で現在の「のぞみ」より数百円から1000円の価格アップということでしたから。大阪なら乗り換えがありますので、かなりの価格上昇になると思われます。リニアの料金は「のぞみ」の500円増し、名古屋-新大阪間の料金は「のぞみ」の半額とした場合でも1210円の価格上昇です(普通車指定席、通常期)。

 次にJR東海が出す予定のデータは、大阪までの全線が開通したときのもの。名古屋止まりのリニアでは中途半端ですから、ぜひ知りたい重要な情報です。発表は今月下旬以降となります。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000005565.pdf、朝日新聞7月22日朝刊 14版)

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