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DMV試乗報告書(2)

 いよいよ2便の出発時間だ。事前に公募されたモニターのみがDMVに乗ることができる。ただ、2便の客は報道関係者が多く、実質的なモニターは少なそうだ。

 岩村を10:35に出た2便は、いったん駅を離れ、歴史資料館に寄ってから再び駅に戻るコースをとる。その間に、駅の裏側にあるモードインターチェンジに行く。専用のガイドウェイがあり、線路と車輪の位置合わせを行なうことができるモードインターチェンジで道路から鉄道に入るのだ。190円の入場券を買えばそのまま駅を突き抜けて最短コースで駅の裏側に行くことができるのだが、まだ時間があるので、入場券を買わずにぐるっとまわって裏側のモードインターチェンジに行く。

 DMVがモードインターチェンジにやってきた。DMVはモードインターチェンジに入り、いったん停止。ここでバスの運転士から鉄道の運転士に代わり、鉄道用の車輪を降ろし、前の部分だけ浮かせることにより(これにより前のタイヤが上がる)、DMVは線路を走ることができる。後ろのタイヤは線路の上に載る格好となり、このタイヤの伝える動力でDMVは線路上を進むのだ。モードの切り換えはすぐにできるのだが(10~15秒でできる)、実証実験のため線路閉鎖の手続きが必要となる。線路閉鎖とは、列車が通らないようにする手続きである。これをしないと列車が線路を走ることができるため、DMVが線路上を走ることができないのだ(衝突の危険がある)。

 DMVが明智に向かって走り出したので、戻ってくるまでの間はすることがない。昼食を兼ねて、古い町並みの散策に出かける。お昼は茶店みたいなところでとろろの定食を食べ、お土産にはカステラを買った。ここ岩村のカステラは、昔ながらのもので、ポルトガルから製法が伝わったころのものを守っている。(続く)

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