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名鉄広見線の定期半額実験、利用低迷

 蒲郡線吉良吉田-蒲郡間とともに、未だに「トランパス」が使えない広見線新可児-御嵩間。来年2月に導入される「manaca」でも対象外のようで、見捨てられたような区間です。

 広見線の新可児-御嵩間は、1998年度には194万人の利用者がいましたが、利用者の減少が続き、2006年度には108万人にまで減少しています。当然ながら赤字です(2008年度で約2億円の赤字)。沿線の可児市と御嵩町が2010年から2012年度まで毎年1億円(御嵩町7000万円、可児市3000万円)ずつ補助することによって、何とか当分の間の存続が図られている状態です。

 そこで、沿線自治体でつくる「名鉄広見線活性化協議会」は、名鉄広見線の新可児-御嵩間の利用者を増やそうと、10月、11月の2か月間の期間限定で定期券半額(最大割引額17210円、犬山-御嵩間の通勤定期1か月分と同額)のモニター制度を行っています。犬山方面へ車で通勤する会社員たちに電車に乗ってもらうのが目的でしたが、どうやら、利用が低迷しているようです。「名鉄広見線活性化協議会」は、モニター制度を12月まで1か月延長し、利用を呼び掛けています。

 「名鉄広見線活性化協議会」の考えはわかりますが、名古屋ならともかく、犬山ぐらいなら大きな渋滞はないでしょう。昼間は30分に1本しか電車が来ない新可児-御嵩間でも、朝は15~20分間隔で運転されています。それでも、車の便利さにはかなわないでしょう。名古屋まで近ければその通勤輸送で何とかやっていけそうですが、1時間15分ぐらいかかるようで、それも厳しいです。

(追記)
 名鉄広見線活性化協議会は2012年7月13日、御嵩町役場で開かれました。そこで2011年の利用者数が報告されましたが、目標(110.6万人)の87%に当たる96.8万人でした。対前年比でも2.7万人減って97.2%となっています。

 広見線がないと鉄道がなくなる御嵩町は負担してでも存続させたいようですが、どうなることでしょうか?
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/travel/rail/news/NGY201011110019.html、IC CARD WORLD http://www.shopbiz.jp/ic/news/57778.html、岐阜新聞ホームページ http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120714/201207140830_17522.shtml、毎日jp http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120714ddlk21040019000c.html)

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Comments

 広見線は、複線化された犬山~新可児間がメインで、新可児~御嵩間は、廃止になっても止むを得ないかも。
 実際に乗ってみた経験では、新可児までは、高度成長期に、地価の安い広見線沿線を宅地開発して戸建ての住宅団地を造成し、名古屋から多くの人が移住してきて、沿線住民もそれなりに利用しています。
 御嵩町は、その流れに乗れなかった。

Posted by: パノラマハイパー | 2010.12.25 05:25 PM

 パノラマハイパー さん、おはようございます。

* 広見線は、複線化された犬山~新可児間がメインで、

 同じ広見線でも、事情は大きく異なるようですね。

 名鉄にはかつてのような力はなく、苦しいところです。

Posted by: たべちゃん | 2010.12.27 04:33 AM

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