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切符は駅前の自販機で?

 JR、阪急、阪神の3社が激しく争う阪神間。JRの強みはスピードですが、弱点もあります。運賃の高さです。阪急、阪神の梅田-三宮間がともに310円であるのに対して、JR(大阪-三ノ宮間)は割安の特定区間であっても390円します。大阪-三ノ宮間は30.6キロありますから、通常なら540円するところを値引いてもこの価格です。

 しかし、ある特別な切符を使えば、この価格のハンディもなくなります。12枚つづりの回数券、「昼間特割きっぷ」です。本来は12枚つづりの回数券なのですが、金券ショップでバラ売りされています。阪急や阪神にも昼間用や休日用の割引切符はありますが、それと比べてもお得です。休日用は私鉄のほうが安いかもしれませんが、何しろスピードの差がありますから。そこで、新たな商売が出てきました。

 それは、JRの駅前に自販機を置き、「昼間特割きっぷ」を売るのです。それまでも価格に敏感な人は街中の金券ショップで買っていたのですが、駅前だとさらに便利。あっという間に売れます。駅の券売機で切符を買うのと手間はほとんど変わらないですから。業者の中にはたった4台で年間2億円を売り上げるところもあるようです。

 JR西日本としては正規料金のきっぷを買っている乗客との不公平感があるとして、あまり好ましくないような考えを述べていますが、「昼間特割きっぷ」がバラ売りで使える構造ですから、「使うな」というほうが無理な話です。自販機の場所も私有地を借りているのですから、兵庫県迷惑条例が禁ずるダフ屋行為にもあたらず、違法ではありません。JR西日本としては、バラ売りできないように切符の形状を変えるほうが先決でしょう。現に新幹線の切符は、山陽新幹線「2枚きっぷ」のように異様に利用期間が短かったり(金券ショップ対策がありありで、単純な往復割引切符にしたほうがイメージ的にもよいと思います。JR東海の「のぞみ早特往復きっぷ」みたいに)、九州新幹線への割引切符のように専用のクレジットカード限定だったり、使えないものが増えていますから。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201012250080.html)

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Comments

こちらには始めてコメントさせて頂きます。
kisomitakeと申します。
新年おめでとう御座います。

この駅前の自販機で昼特を売っている話、KBS京都ラジオで取り上げていました。
何ゆえKBSで甲子園口?などと思ったら、新聞記事になっていたそうですね。
参考URLを拝見し、なる程と思いました。

私の地元名鉄では金券屋で「なごや特割30」のばら売りをやっています。
一部店舗では自販機で売っており、私もちょくちょく使っております。
なごや特割30なんて、券売機サイズの切符が30枚セットで売っており、まるで金券屋の卸しを買っているようなもの。
分割防止のために、カード式にならないのかと思ったものです。

最後に、事後報告で申し訳ありませんが、私のブログのリンクに、こちらのブログを加えさせていただきました。

Posted by: kisomitake | 2011.01.03 at 07:58 PM

 kisomitakeさん、おはようございます。

* なごや特割30なんて、券売機サイズの切符が30枚セットで

 確かに普通の切符が30枚あるだけなので、金券ショップにとってはいい商品ですね。

* 最後に、事後報告で申し訳ありませんが、

 こちらこそ、よろしくお願いします。

Posted by: たべちゃん | 2011.01.04 at 05:11 AM

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