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オール2階建て新幹線E1系、E4系、5年後に引退

 1本の列車の輸送力を高める方法として、2階建てにするという方法もあります。JR東日本の新幹線には1994年にデビューしたE1系、1997年にデビューしたE4系という2種類の2階建て車両があります。多くの乗客を運ぶため、一部の車両の2階席は3列+3列のシートを採用(リクライニングしません)。特に8両編成のE4系は2本つなげて16両編成にすることもできます。16両編成にしたときの定員は1634人で高速車両としては世界最大のようです。通勤輸送などに活躍しています。

 しかし、JR東日本はこの2種類の2階建て車両を来年7月以降、古いE1系から引退させ、5年後をめどに全廃する計画です。2階建て車両の引退により、将来的に東北新幹線は時速320キロを出すE5系に、上越新幹線はE2系に統一できます。同じ車両が走ることにより、乗車位置の固定化など利用者にわかりやすくすることができます。また、詰め込み構造のE1系、E4系を引退させることにより、乗客へのサービスを向上させます。

 特に東北新幹線は時速320キロを出すE5系にそろえられます。時速240キロしか出せない2階建て車両を一掃できるメリットは大きいです。ここで問題になるのは「つばさ」用のE3系。時速240キロしか出ません(注)。最近400系の導入により置き換えられたものは時速275キロ出せますが、新しすぎて廃車にはできません。ここが大きなネックになることでしょう。

(注1) E3系は、1000番台も含めてすべて時速275キロを出すことができるようです。(2012年6月28日追記)

(注2) 北海道新幹線開業時に、東北・北海道新幹線で使用されるJR東日本の車両は、ミニ新幹線を除いてE5系に統一される計画です。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/norimai/train/trainflash/news/20110309dde001020016000c.html、「鉄道ジャーナル」2015年2月号 鉄道ジャーナル社)

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Comments

>ここで問題になるのは「つばさ」用のE3系。時速240キロしか出ません。

この編成は3編成しかありません。(1000番台)

>最近400系の導入により置き換えられたものは時速275キロ出せますが、新しすぎて廃車にはできません。

それでも、併結相手のE4に合わせ240キロしか出せなかったものが、275キロ出せるから、それだけでもスピードアップできるでしょう。

Posted by: かにうさぎ | 2011.03.12 at 10:35 AM

 かにうさぎさん、おはようございます。

* この編成は3編成しかありません。(1000番台)

 3編成しかないので、思い切って廃車にする方法もありますね。

* 275キロ出せるから、それだけでもスピードアップ

 とは言っても、時速320キロを出すE5系(E3系の併結相手にもなります)に比べるとかなり遅いですね。

Posted by: たべちゃん | 2011.03.13 at 06:59 AM

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