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「清流ライナー」に乗る(2)

 今回のメインは3月27日に運行を開始した、岐阜バスの「清流ライナー」。JR岐阜駅と岐阜大学・岐阜大学病院とをノンストップで結ぶ連節バスだ。首都圏にはいくつかあるが、それ以外ではここ岐阜だけ。珍しい存在だ。

 大学や病院へのバスなので、大学の授業のある平日にしか運転されない。ただ、珍しいバスであるため、5月8日までの休日、学休日に限り、体験乗車ができるようになっている。それに乗ろうとも思ったが、連休の谷間の6日に休むことができたので、6日に乗りにいくことにした。岐阜大学のホームページを見ると、6日は授業を行なっている。連休中なので、休講になったり、自主休講になったりするかもしれないが。

 連節バス「清流ライナー」はJR岐阜駅から出ている。普通の路線バスとは違い、名鉄岐阜駅には寄らない。大学まで一直線だ。「清流ライナー」の発車は15:15。発車直前にやってきて、5人だけ乗せて発車。15時になって大学まで行く人は少なく、半分回送みたいなものだ。ただひとり、後ろの車両に乗る。カーブで曲がると、先頭が見える。鉄道ならともかく、バスではめったに見ることができない光景だ。車内には岐阜らしく、清流に泳ぐ鮎が描かれている。バスはかつて路面電車の走っていた道路を通るが、跡形はない。わかったのは忠節で専用軌道に入るところぐらいだ。

 田畑が目立ち出すと、岐阜大学。郊外の大学のため、大学の内外に駐車場が目立つ。バスは大学の構内に入る。岐阜大学、柳戸橋(大学構内にあるのだから、「岐阜大学○○学部前」のほうがよいと思われる)と続けて停まり、大学の構内から出ないまま終点の岐阜大学病院に。いくら共学の大学とはいえ、ここまで大学の構内に入るのは面白い路線だ。JR岐阜からここまで28分、310円。ICカードは岐阜バス独自の「ayuca」のみ使える。「manaca」などほかのICカードは使えない。いくら「manaca」が後発組とはいえ、岐阜バスは名鉄グループなのだから、「manaca」がデビューするときに何の連携もしなかったのは意外だ。もっとも、プレミアムの関係から「ユリカ」を買い溜めした私にとっては、「manaca」が使えても意味はないが。岐阜大学病院は本巣市役所、伊自良支所などへの乗り継ぎターミナルの機能がある。構内にバスが何台か停まっている。

 帰りは1本落として、15:55発のバス。これは「清流ライナー」ではなく、普通のバスだ。授業を終えた学生が岐阜大学までの3つのバス停で乗り込み、かなりの混み具合。満員だ。こういう需要があるからこそ、連節バスが導入されたのだ。時間の都合で乗ることはできなかったが、こういう学生が使う時間帯で連節バスがその能力をフルに発揮する姿を見たいものだ。名鉄岐阜まで、この混雑した状態は続いた。

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