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東北地方限定、全車両無料化か?

 以前にもそういう話はありましたが、大畠国交相は昨日(23日)の閣議後の記者会見で、東北地方に限りすべての車両を無料にする制度を導入することを明らかにしました。財源は今年度の第3次補正予算で確保し、それが成立後にシステムを改修します。

 東北地方の高速道路がすべて無料化になるので、乱発された被災証明書を持った車で料金所が混雑することはありませんし、無料化の恩恵を受けるためだけにトラックが常磐道水戸インターなどを利用することもなくなります(さすがに問題が大きく、今月末で廃止の方向です)。東北道など幹線の高速道路も無料なので、6月まで行われていたローカル高速道路を中心とした無料化とは異なり、以前にも書きましたが壮大な実験になります。

 ただし、菅内閣は今月末で退陣します。与党民主党は国民そっちのけの選挙モードです。国交相も変わる可能性が考えられます。高速道路無料化は、民主党がマニフェストに掲げたものなので、民主党としてはぜひやってみたいことです。ですから、新大臣の意向によっては多少の変更はあるかもしれませんが、この方針がひっくり返る可能性は低いでしょう。

(追記)
 東北地方の全車種無料化は、12月か来年1月にスタートする予定です。第3次補正予算に250億円程度を計上し、成立後にシステム改修を行います。ETC利用客、現金利用客のいずれも無料となります。トラックによる悪用を防ぐため、東北の無料エリア以外の走行分については、有料となります。
(参考:NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110823/t10015084551000.html、47NEWS http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092801001155.html)

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