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阪堺、低床車両導入へ

 50億円の支援策で何とか生きながらえている阪堺線。ただ、少なくとも当面は存続する以上、古い車両の置き換えは急務です。

 そこで、阪堺も、2013年度に低床車両を1編成運行することにしました。従来の車両の出入り口は地面から70センチのところにあり、高齢者たちにとって乗降は難しいものですが、低床車両のそれは地面から30センチなので、ホームとの段差はほぼなくなります。

 堺市は、その低床車両を導入するための費用として9700万円を負担します(正式には8月定例市議会に提案された一般会計補正予算案の成立により決定します)。9700万円の内訳は、車両設計経費1900万円と、軌道を強化するための改修費7800万円です。また、鉄道軌道整備基金を阪堺線の支援費用に充てることができるように、鉄道軌道整備基金条例の改正案も提案します。

 実際に低床車両を導入するためには、さらに多くの費用がかかります。その額は軌道整備費を含めて約6.2億円。堺市は車両購入費などについても負担を考えていますが、市民や企業に対し、3000万円以上を目標に寄付を募るようです。

 さて、堺の東西鉄軌道にも、新しい動きがあったようですが、そちらについては別記事で。

(追記)
 1票差ながら低床車両を導入するための費用9700万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が可決されました。しかし、低床車両を導入するための費用の財源に鉄道軌道整備基金を充てるための条例改正案は否決されました。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201108180226.html、http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201109290169.html)

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