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九州新幹線とそのライバルたち(9)

 新幹線新大阪駅から阪和線方面に行く場合、まず新快速などで大阪駅に行き、そこから「関空・紀州路快速」に乗り換えるのが一般的な方法だ。しかし、天王寺での乗り換えはいらなくなったが、依然として多くの人が乗り降りする大阪駅での乗り換えは必要である。新快速や「関空・紀州路快速」は混んでいて、大きな荷物を持った身にはつらい。

 しかし、新大阪から阪和線方面に直通する電車が1時間に2本(朝夕は3本)ある。関空に行く特急「はるか」と南紀に行く「くろしお」などだ。「はるか」に関して言えば、朝の京都行きと夕方以降の関西空港行きは、和泉府中と日根野にも停まる(「くろしお」系統は日中でも日根野に停まるものがそれなりにあり、朝夕は和泉砂川などにも停まる)。空港への利用者のほかに、阪和線の利用者も使えるのだ。

 ただ、当然のことながら「はるか」は特急。運賃のほかに特急料金がかかる。和泉府中まで、自由席でも630円、お盆のような繁忙期の指定席だと1340円もかかる。新幹線の切符とセットで乗継割引が適用されるならともかく、そうでなければ高い。

 ところが、JR西日本のクレジットカード会員限定ではあるが、乗車の前日か当日にパソコンや携帯電話で予約すると、何と新大阪から和泉府中まで指定席が500円。格安のサービスがある。「みどりの窓口」で切符を引き換える必要もなく、プリントアウトした紙か携帯の画面を見せればよい。JR西日本のクレジットカード会員のみという非常に厳しい制約があるが、思い立ったらすぐに予約できる便利な切符だ。

 帰りの「さくら566号」の車中で「はるか」に乗ることを思い立ち、姫路を過ぎてから予約にチャレンジ。途中、新神戸付近のトンネルで通信できないこともあり時間がかかったが、新大阪に着く前に予約が完了した。慣れればもっとスムーズにいくだろう。

 新大阪で予約した「はるか33号」を待つ。自由席の乗車位置には、これから海外に行くであろうか、大きい荷物を持った人を見掛ける。指定席の客はあまりいない。

 「はるか33号」は左手に大阪駅を見ながら貨物線を通る。仮設でも何でもいいから、大阪駅近くに駅が欲しいところだ。少々遠くても「大阪駅」と名乗れば、関空は40分程度で行くことができることになる。北梅田の再開発を待たずに実行してもらいたいものだ。

 「はるか33号」は阪和線のダイヤを縫って進むため、ゆっくりと進む。旅の余韻を楽しむかのように、緩やかな時が流れる。やがて「はるか33号」は和泉府中に到着した。自由席を中心に、意外と多くの人が降りた。

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Comments

おはようございます。

「はるか」の大阪駅乗り入れですが、梅田貨物駅の移転に伴い、線路を地下化して大阪駅のすぐ北側に移動させ、ホームを造る段取りになっているようです。

Posted by: Kinoppi☆ | 2011.09.03 at 10:36 AM

 Kinoppi☆ さん、おはようございます。

* 「はるか」の大阪駅乗り入れですが、

 大阪駅近くの地下に「はるか」などが停まる駅をつくることは過去にも記事にしましたが、一刻も早く駅が欲しいところです。

Posted by: たべちゃん | 2011.09.04 at 06:40 AM

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