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北陸新幹線、新高岡駅と新黒部駅の名称について

 2014年度に金沢まで開業する北陸新幹線。富山県内には3駅できます。東から新黒部、富山、新高岡です。現富山駅に併設される富山はともかく、あとの2駅は新規につくる駅。駅名はあくまでも仮称です。同じ北陸新幹線でも上越の話は以前にも書きましたが、新黒部や新高岡を抱える黒部市や高岡市でも、駅名をどうしようか考えています。駅名の候補について、地元の考えをJRに提示しないといけないですから。

 新黒部は、黒部駅から4キロ離れています。市議会はすでに「黒部宇奈月温泉」の名称案を採択しましたが、文字数の多さや近隣市町への配慮の点から黒部市サイドは決定にまで踏み切ることもできません。駅名を公募するかどうかも決まっていません。

 新高岡は、高岡駅から南に1.5キロ離れています。18日に有識者らを交えた駅名候補検討委員会を発足させ、25日から公募を行います。これまでの話では、「新」をつけるだけの駅名には新鮮さの面で欠けるというのもあれば、やはり「高岡」の名前は欠かせないというものもあります。「万葉」や「越中」を入れる案、(車で行くことを考えると)能登、飛騨の玄関口になることから能登や飛騨の地名を入れる案もあるようです。

 駅名については、第三セクターのようにウケ狙いの、変わった名前を付ける必要はありません。わかりやすさが一番です。新黒部は宇奈月温泉に近く、(黒部市はともかく)黒部や宇奈月温泉の知名度が高いことから「黒部宇奈月温泉」をベースにしたほうがよいでしょう。新高岡は駅のある高岡市自体が県2番目の都市と大きく、単純に「新高岡」でよいと思われます。

(追記1)
 2011年11月25日から12月22日まで高岡市が行った、公募結果の速報が発表されました。

 応募総数1234件のうち、最も多かったのは「万葉高岡」の157件。以下「新高岡」148件、「越中高岡」98件と続きました。読み仮名別でも「まんようたかおか」が173件と最も多く、以下「しんたかおか」163件、「えっちゅうたかおか」107件と続きます。

 2012年2月下旬に駅名候補検討委員会で駅名を選定し、市長に提言したのち、2011年度中にJR西日本に提案する予定です。

(追記2)
 2012年2月27日に駅名候補検討委員会が行われましたが、候補をひとつに絞り込むことができず、結局、「高岡万葉」「万葉高岡」「新高岡」「高岡飛越能」「飛越能高岡」の5つを候補としました。最後の「飛越能」は、飛騨や能登への玄関口になることをアピールするものですが、(鉄道だけを考えていては)イメージがわきにくいですね。

(追記3)
 新高岡つながりで書きますが、城端線にも駅を設置するようです。2012年度中にJR西日本との間で、費用負担などに関する協定を締結する方針です。今のところJR西日本は城端線への駅設置を正式には表明していませんが、沿線の市やJRなどでつくる法定の城端・氷見線活性化推進委員会が2012年3月中に決定する地域公共交通総合連携計画の中で、高岡市とJRが共同して城端線にも新駅を整備することが盛り込まれることになっているようです。

 城端線の駅は、新幹線の高架の南側で、南口駅前広場に近い場所につくられるようです。1面1線の小さな駅となります。

(追記4)
 新黒部サイドでも、駅名の公募を行い、2012年10月30日に選定結果が黒部市長に報告されました。JR西日本に要望する駅名候補は「北アルプス黒部」「黒部」「黒部宇奈月温泉」「新黒部」「にいかわ黒部」の5つです(この5案に順位はありません)。なお、「にいかわ黒部」の「にいかわ」は、地域名の「新川」にちなんでいます。

(追記5)
 国交省北陸信越運輸局は2012年12月26日、JR西日本から出されていた城端線高岡-二塚間の新駅設置について、鉄道事業基本計画変更の認可をしました。これにより、北陸新幹線新高岡駅(仮称)に接続して、城端線にも駅ができることになりました。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201111160142.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20111119/CK2011111902000143.html、http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120228/CK2012022802000157.html、毎日jp http://mainichi.jp/area/toyama/news/20120106ddlk16020443000c.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/otona/railwaynews/07/toyama/20120307-OYT8T00401.htm、黒部市ホームページ http://www.shin-kurobe.jp/2012/1031/093531/、国交省北陸信越運輸局ホームページ http://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/press/1210-1212/121226-1.pdf)

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Comments

東北新幹線開業時「那須塩原」とか「白石蔵王」というとってつけたような駅名に違和感を覚えました。東海道でいえば「箱根小田原」「伊東(伊豆)熱海」「富士山三島」と駅名をつけるようなものですから。

しかし20年後に合併で実際に「那須塩原市」という名前の市が出来ると、あの広域的な駅名もそれはそれで意義があったのかな?と感じ始めました。

黒部宇奈月もいずれそういう名前の自治体ができそうですね。新高岡は「砺波高岡」でも良いような気もします・・・

Posted by: miyahara | 2011.12.03 at 06:14 AM

 miyaharaさん、おはようございます。

* しかし20年後に合併で実際に「那須塩原市」という名前の市が

 東北新幹線開業まで「那須」や「塩原」という地名はあっても、「那須塩原」はありませんでした。新幹線の駅名の影響の大きさを表していますね。

* 黒部宇奈月もいずれそういう名前の

 宇奈月町はすでに黒部市に合併されています。

* 新高岡は「砺波高岡」でも良いような気もします・・・

 砺波は高岡に比べると小さな町なので、わざわざつける必要はないと思っています。

Posted by: たべちゃん | 2011.12.04 at 07:51 AM

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