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川越に総合駅構想

 「小江戸」と言われる川越には、JR川越線、東武東上線、西武新宿線の3路線が通っています。しかし、3線共通のターミナル駅はありません。JRと東武は川越駅を共用していますが、東武には別途川越市駅があります。西武のターミナルは、JR・東武と離れた本川越駅です。これらを乗り換えようとすれば、徒歩で歩くなどするしかなく(川越-本川越間で1キロ)、不便です。

 そこで、川越市建築設計協会と東京電機大学理工学部の岩城准教授の研究室が共同でまとめたのが、中心部の3駅を一体化する案。統合案には(1)JR・東武・西武が交差するあたりに統合地下駅を新設し、踏切をなくして地上部を緑地空間に変える (2)東武の2駅(川越、川越市)を統合して、西武との交点に駅を移設し、JR(川越)・東武(統合駅)・西武(本川越)の各駅を共通コンコースで結ぶ の2案が考えられています。(1)案のメリットは、一挙に周辺踏切の解消とそれに伴う渋滞の解消までやってしまう、ドラスチックな案です。それに対して(2)案は、人の流れが変わることによる既存の駅前商店街への痛手をなるべく抑えようとした案で、乗り換えの移動距離が200メートル程度で済みます。どちらの案でも、費用は3500億円程度かかるようです。

 この3駅の統合問題、古くからの課題のようです。川越で一番早く開業したのは今の西武。1895年に川越鉄道が国分寺との間を結びました。その後、1940年までに今のJR・東武が開業したのです。その当時から駅統合の話はありましたが、駅周辺の商店街の反対で、最終的には消えてしまったのです。

 今回も、駅が統合すれば便利でしょうが、費用や既存の商店街への影響など問題点も大きいです。簡単に実現する話ではないようです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/travel/news/TKY201201100454.html)

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