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北陸新幹線、福井までの部分開業を求める声

 北陸新幹線は金沢-敦賀間を一括して2025年度に開業させる方針です。そのため、えちぜん鉄道も新幹線スペースを間借りせず、新たに高架をつくって福井駅に乗り入れることになりました。

 ところが、依然として金沢-福井間を先行して開業することを求める声が経済界の一部などにあります。6日に行われた福井県の2月県議会総務教育常任委員会で、県議から2018年に行われる福井国体に合わせて、福井までの先行開業を目指すべきだとの要請がありました。これに対して県側は、福井駅までを先行開業させる場合、車両の待機場所や運転指令のコンピューターの整備でさらに250億円が必要になるとして否定的な考えを示しています。敦賀まで開業すれば、不要になる施設です(ただし、特にフリーゲージトレインが導入された場合の話でしょうが、所要時間の問題から、東京からの新幹線は福井駅で折り返しになるものが出てくると思われます。福井-敦賀間はフル規格の新幹線といえども、フリーゲージトレイン主体の運転になるものと思われます)。

 整備新幹線で一番メリットがあるのは、終点となるケースと言われています。アピール効果が大きいからです。北陸新幹線の場合、金沢暫定開業時点では面倒な乗り換えを余儀なくされますが、福井まで開業すればそのようなことがなくなります。県議の主張は難しいかもしれませんが、県側も認識しているように、一刻も早く最悪の状態を解消しないといけないでしょう。すなわち、敦賀までの開業時期を早めることです。もちろん、新幹線と「サンダーバード」のスムーズな接続は欠かせません。金沢でやられたからといって、福井や敦賀で仕返しをしてはいけません。フリーゲージトレインの導入などで富山-大阪間のスムーズな直通を提供することが望まれます。

(追記)
 7月3日に行われた福井県議会新幹線・地域鉄道調査特別委員会でも、北陸新幹線の福井駅までの先行開業を求める声が出ましたが、県側は重ねて否定的な考えを示しました。
(参考:asahi.com http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001203070003、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/120307/fki12030702130004-n1.htm、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120704/CK2012070402000016.html) 

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