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神戸電鉄、昼間時間帯の志染以遠を1時間1本に

 兵庫県などによる無利子融資により、なんとか当面存続することになった神戸電鉄粟生線。その前提はコスト削減による経営改善です。そのため、神戸電鉄は5月中旬(具体的な改正日は未定です)に、ほぼ3年ぶり(前回は2009年3月です)となるダイヤ改正を行います。

 今回ダイヤが大きく変わるのは多額の赤字を生み出している、粟生線。残りの有馬・三田・公園都市線は、最終列車の15~20分程度の繰り上げ、一部列車の削減が行われる程度(急行を普通に置き換えることなどにより、本数を節約するというケースもあります)で、大きく減少することはありません。

 粟生線は、新開地発の最終列車(粟生行き、小野行き、三木行き、志染行き)が15~31分繰り上げられます。また、粟生発の志染方面行き、小野発の新開地行き最終列車も約15分繰り上げられます。小野発粟生行き及び粟生発新開地行きの始発列車も24~28分繰り下げられます。朝夕のラッシュ時なども若干減るようです。

 しかし、一番大きな変化は、昼間時間帯。これまで昼間時間帯は、新開地-粟生間と新開地-小野間の普通が毎時2本ずつ走っていました。小野まで15分間隔、粟生まで30分間隔です。それが新開地-粟生間の急行(志染以西は普通)毎時1本、新開地-志染間の急行毎時1本、新開地-志染間の準急または普通毎時2本です。志染より東は急行通過駅の藍那、木津を除いて現状と同じ約15分間隔の運転ですが(急行が通過する藍那、木津は30分間隔)、志染より西は1時間に1本に激減します。志染-小野間は1/4に減ってしまうのです。急行はこれまで昼間時間帯には設定がありませんでしたが、今回のダイヤ改正で新設され、新開地-粟生間を7往復、新開地-志染間を4往復します。所要時間は若干短縮され、新開地-粟生間で約4分、新開地-鈴蘭台間で約2分短縮されます。

 このダイヤ改正を行うことにより、粟生線の平日の走行キロ数が11.9%減り、人件費などで数千万円規模の削減が見込めるそうですが、志染以西の利用者にとってはかなり厳しいダイヤ改正です。

(追記)
 大減便のダイヤ改正は、5月19日から実施されます。
(参考:神戸電鉄ホームページ http://www.shintetsu.co.jp/release/2011/120319.pdf、http://www.shintetsu.co.jp/release/2012/120404.pdf、神戸新聞ホームページ http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004897304.shtml)

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