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2012年ダイヤ改正後の近鉄に乗る(4)

 ようやく題名通り、近鉄の話になる。まずは上本町に行く。かつては近鉄の大ターミナルだった上本町だが、大阪難波まで伸びてからは、奈良線全列車と大阪線特急の大半が地下に移り、大阪線の快速急行以下がメインになる。特急はおおよそ1時間に1本だ。

 上本町11:19発の区間準急榛原行きに乗る。大阪線の区間準急はこのダイヤ改正で誕生した種別。近鉄八尾以遠が各駅になるものだ。河内国分で急行との緩急接続を行うことを考えると、区間準急にするのは合理的だ。しかし、この区間準急、通過する駅はたったの5つ。結局、先行する普通を抜かさないまま、近鉄八尾に着く。ここからは各駅停車だ。急行との緩急接続を行う河内国分には11:46に到着。特急の通過待ちも併せて行うので、10分ほど停まる。

 河内国分からは名張止まりの急行。これまで日中の青山町行きの急行は1時間に2本あったが、今回のダイヤ改正でそのうちの1本が名張止まりに短縮されたのだ。ロングシートの6両編成だが、急行なのでトイレはついている。終点の名張では、すぐに急行はホームから消え、代わりに名張始発の伊勢中川行きが現れる。特急との接続を行い、「アーバンライナー」の通過を待って、急行到着から8分後の12:49に発車する。伊勢中川行きの普通は2両編成。上本町からの急行に接続しているので、ガラガラではない。それでも伊賀神戸までで空くかと思ったらそうではなく、25人ほど乗った状態で新青山トンネルをくぐる。意外なことだ。

 伊勢中川からは名古屋線の急行で近鉄四日市に行く。最終ランナーは、近鉄名古屋-近鉄四日市間の急行。近鉄四日市14:43発だ。日中に1時間に1本運転される、今回のダイヤ改正で登場した列車だ。この急行は湯の山線ホームの5番線から発車するため、階段を降りて乗り換える。通常と違うホームから発車するため、注意喚起のアナウンスが流れる。

 さて、近鉄名古屋線の急行は6両編成で、宇治山田側4両は原則転換クロスシートなのだが、この近鉄四日市始発の急行は3両編成のロングシート、トイレもない。白子方面からの普通(実はこの普通、近鉄四日市で15分ほど待ち、近鉄四日市始発の準急となる)の接続を受け、「アーバンライナー」の通過を待ち、出発する。近鉄四日市行きはともかく、近鉄名古屋行きのほうは存在価値がある。一番近鉄名古屋寄りの車両は近鉄名古屋でも近鉄四日市でも出入口に近いので、混んでいる。ポイントを渡り、近鉄名古屋に向かう。近鉄弥富でも普通との接続があるためか、さらに乗ってきた。そして、最後の停車駅である近鉄蟹江で特急に抜かれる。近鉄蟹江からはノンストップなのに特急に抜かれるのは、特急とそれ以外ではスピードに差があるからだろうか?

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