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2012年ダイヤ改正後の近鉄に乗る(3)

 2010年に第二京阪が開通し、関西の高速バス事情は変わった。ミナミを発着する系統を中心に、時間が読める第二京阪にシフトするものが出てきた。また、名神だと渋滞が頻発し、京阪間の高速バスは考えられなかったが、第二京阪の開通で、そういう系統ができたのである。まずは先輩格の大阪バス、「京都特急ニュースター号」から乗る。大阪バスはもともと観光バスの会社だったが、高速バスに進出したのである。

 「京都特急ニュースター号」は、布施駅・長田駅と京都駅とを結ぶ。近鉄で布施に向かい、布施駅7:00発の便に乗る。バス乗り場に着くと、発車時刻より10分以上前なのに、すでにバスが停まっていた。しかし、乗客は少なく、たった2人で出発。バスはゆっくりと進んだにもかかわらず、次の停留所、長田駅に7:16に着いた。出発は7:20なので、4分ほど時間調整をする。しかし、4分待っても、長田駅から乗り込んできたのはたった1人だけだった。

 長田駅を出たバスはすぐに高速道路に入ると思ったら、一般道を走る。第二京阪の第二京阪門真インターでやっと高速道路に乗る。近畿道の利用区間が短いので、節約しているのだろう。バスは京滋バイパスを過ぎ、阪神高速8号京都線に入り、上鳥羽で降りる。余裕を持って走っているように見えたが、10分早く京都駅に到着した。結局、乗客は3人だけだった。ただし、「京都特急ニュースター号」の名誉のために付け加えると、運転士の話では、もう少し遅い布施駅9時か10時の便だとよく乗っているらしいし、この便も普段はもう少し乗客が多いとのことだ。

 京都からの帰りは今日(4月1日)にデビューした、「直Q京都 京都交野なんば線」。京都駅となんば(OCAT、JRバスの湊町バスターミナルと同じ場所)とを結ぶ系統だ。発車は8:53なので、ホテル京阪京都の中にある案内所で待つ。その間に京都8:30発の「山科急行」が発車。阪神高速8号京都線稲荷山トンネルを通り、醍醐寺まで行く系統だが、外観は普通の路線バス仕様。「京都特急ニュースター号」や「直Q京都 京都交野なんば線」のような観光バスタイプではない。

 発車5分前に、なんばからの便がやってきた。これでもダイヤ通り。少し遅くなると、反対側にも影響するので、怖い。もう少し余裕が欲しいところだ。7、8人ほどの客がパラパラと降りる。これから乗るなんば行きはもっと少ない。私のような試乗目的のを含めてもたったの4人だ。先が危ぶまれる。

 しかし、「直Q京都 京都交野なんば線」はこのままでは終わらなかった。途中からどんどん乗ってきたのである。高速京田辺で4人(ここで運転士も交代)、河内磐船駅と京阪交野市駅で10人ずつぐらい。降りたのは河内磐船駅と京阪交野市駅で京都からの客が1人ずつ。なんばに行くにはいい時間帯なのだろう。途中の各停留所には係員が立っていて、パンフレットを配っている。京都も難波も鉄道では行きにくいところ。「直Q京都 京都交野なんば線」ならそういうところでも乗り換えなしだ。わざわざ高速を降りて寄るだけの価値がある。このバスの強みだ。さて、この「直Q京都 京都交野なんば線」であるが、東船場ジャンクション付近で少し渋滞があり、4分遅れて10:14に到着。折り返しの発車は10:25なので、少々余裕がある。(続く)

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