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三江線、10~12月にバスで増便実験

 JR西日本三江線の沿線6市町と島根県、JR西日本米子支社などでつくる三江線活性化協議会は、今年10~12月に増便実験を行います。

 増便の方法は、バスで行います。鉄道は車両数に限界があり(列車が交換することができる駅が少ないというのもあると思われます)、バスで増便することにしたのです。三江線と並行する国道375号線や県道などに、駅前か駅近くのみに停まるバスを走らせます。現在、三江線には1日17本の列車が走っており(4~5往復)、これに14本程度を追加することによって、合計30本程度になります。運賃は鉄道に乗っても(増便実験された)バスに乗っても同じです。

 三江線はあまりにも利用者が少ないローカル線です。2009年度の輸送密度はたったの70人、先日廃止が決まった岩泉線と同じように、極めて少ないです。JRは当然のこととして、利益を求められない(地元が赤字の穴埋めをすることができる)第三セクターでも厳しい水準です。さて、どうなることでしょうか?

(追記1)
 8月24日、JR西日本、三江線活性化協議会は10月1日から12月31日に行われる「三江線増便社会実験(バス)」の内容を発表しました。

 バス(52人乗りの中型バス、24人乗りの小型バス、9人乗りのジャンボタクシーを併用します)は17本増便され、合計34本の運転となります。運賃は鉄道と同額で、JRのきっぷや定期券で利用可能です。基本的には駅前にバスも停まりますが、一部の駅は駅から離れたところに停まります。なお、千金駅にはバスは停まりません。

(追記2)
 三江線活性化協議会は、10月から12月の増便実験期間中、マイカーの有料回送サービスを行います。

 回送料金は三次駅から口羽駅まで6000円、粕淵駅まで7000~10000円です(JRの運賃は別途必要です)。沿線のタクシー3社が回送を行いますが、3日前までに予約する必要があります。
(参考:「鉄道ファン」2012年6月号 交友社、週刊東洋経済 2012年2月25日号、JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/08/page_2427.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/items/120824_00_bus.pdf、中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209050036.html)

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Comments

近鉄の内子線などのように、線路をはがしてバスを走らせるか
既存の道路を使ったバス転換のための数値集めかでしょうね。

いずれにしても、この施策は三江線を廃止させたいようにしか
思えません。

JR西日本は減量改正しなければ利益を維持できないほどに弱体
化しているわけですから、少しでも赤字路線は切り捨てたいの
が本音でしょう。

Posted by: aa | 2012.08.29 at 07:32 AM

 aaさん、おはようございます。

* いずれにしても、この施策は

 今の利用状況では、(利益をある程度は度外視できる)第三セクターでも難しいです。廃止になっても文句は言えないレベルでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2012.08.30 at 06:53 AM

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