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加賀笠間に北陸新幹線の駅追加?

 昨日19日、北陸新幹線金沢-敦賀間の起工式が行われました。その北陸新幹線で、駅を追加する構想があります。

 その場所は白山市の北陸線加賀笠間駅付近。地元が事業費(50~60億円程度)をすべて負担する請願駅ではなく、国が2/3を負担する通常の新幹線駅です。白山市が自民党の協力を得て構想案をまとめ、石川県、国交省、JR西日本などに実現を要望していきます。

 加賀笠間に新幹線を追加する理由は、金沢-小松間の距離が比較的長いこと。小松-加賀温泉間が14.6キロ、加賀温泉-芦原温泉間が16.2キロなのに対し、金沢-小松間が27.2キロあります。加賀笠間なら、金沢-小松間のほぼ中間にあり、市街地ではないため、大規模な駐車場もつくりやすいです。白山市や能美市、能美郡だけでなく金沢市南部、野々市市からの利用者も見込んでいるようです。

 実は加賀笠間駅付近の白山総合車両基地に「JR白山駅」(仮称)として新幹線・在来線乗り場を設置する構想がありました。この構想自体は北陸新幹線の敦賀延長が実現することとなり、白山総合車両基地に行く列車が減ることとなったため(敦賀にも車両基地ができます)、採算が取れないとして、これを推進してきた森元首相も事実上断念する意向を明らかにしてきました。加賀笠間の新駅はその代替案として出てきたものです。

 ただ、地元の思いはともかく、加賀笠間に新幹線の駅を追加することが適切かと言えばそれは厳しいでしょう。金沢-小松間の距離は周りに比べると確かにあるでしょうが、新幹線の駅としてはむしろ適正な間隔です。小松、加賀温泉、芦原温泉ともに一部を除き特急が停まるので、3駅に新幹線の駅ができるのは適切でしょうが(3駅には優劣はつけられません)、それ以上できると多すぎます。せっかく新幹線ができても、在来線時代とあまり変わらないという話にもなりかねません。また、待避駅の少ない整備新幹線のことですから、(駅が増えることによって)金沢-福井間ノンストップの速達列車の運転に支障するという問題も出てきます。

 それを考えると、(特急が停まらない)加賀笠間に新幹線の駅を追加するのはやめたほうがよいでしょう。
(参考:北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120815101.htm、毎日jp http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20121129ddlk17010654000c.html)

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