« 内部線・八王子線、BRT方式に転換か? | Main | 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」は「秋の乗り放題パス」にリニューアル! »

1番線に列車を集中させるのもバリアフリーのうち

 JR紀勢線の周参見駅は9月1日から、乗り場を変更し、できるだけ多くの列車を改札口に面した1番線に発着させるようにします。

 これまでは、原則として新大阪・和歌山方面は1番線から発着していましたが、新宮方面は2番線から発着していました(ほかに3番線もあります。折り返しや待避に使います)。1番線は改札口に面しているのでいいですが、2番線は屋根のない跨線橋を渡る必要がありました。雨の日は傘をさしながら階段を上り下りする必要があります。

 都会の駅なら駅をバリアフリー対応型に改築するか、跨線橋にエレベーターをつけるところです。しかし、周参見駅の1日平均乗降客は約330人。これでも全列車特急が停まる主要駅です。こんなところにエレベーターをつけるお金はありません。

 そこで考え出されたのが、信号機を増設して、新大阪・和歌山方面、新宮方面ともにできるだけ1番線から発着するようにする方法です。これにより、特急は14本すべて、普通は19本中14本が1番線から発着します。なお、2番線は廃止され、1番線と3番線の2つだけになります。

 もちろん、3番線に発着する普通に乗るには、階段の上り下りが必要です。そういう意味では、不完全なバリアフリーです。これを解決するには、跨線橋を廃止して、構内踏切にしたほうがよいでしょう。紀勢線も白浜以南はかなりのローカル線ですから。

 ただ、エレベーターはとても期待できない状況では、このような不完全なバリアフリーでも改善と言えます。上下線ともに改札口に面した1番線から発着することができる駅は少ないようです。パーフェクトと言わないまでも、できる範囲内でも改善することが望ましいです。
(参考:紀伊民報ホームページ http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=237010、「【図説】日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線 第10巻 阪南・紀勢西部」 川島令三編著 講談社)

|

« 内部線・八王子線、BRT方式に転換か? | Main | 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」は「秋の乗り放題パス」にリニューアル! »

鉄道」カテゴリの記事

JR西日本」カテゴリの記事

Comments

>上下線ともに改札口に面した1番線から発着することができる駅は少ないようです

函館本線・大沼公園駅は、特急が停車する駅ながら、すべての列車が改札口に面した1番線から発車しています。
というより、ホームは1面しかないため、否が応でもそうなります。
待避線はありますが、そこでは貨物列車のみ待避しているようです。

旅客列車同士の行き違いはできないので、他の駅で行わなければなりません。

Posted by: かにうさぎ | 2012.08.26 11:44 AM

 かにうさぎさん、おはようございます。

* 函館本線・大沼公園駅は、特急が停車する駅ながら、

 当然、1番線しかなければ、そうなります。

Posted by: たべちゃん | 2012.08.27 06:46 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 1番線に列車を集中させるのもバリアフリーのうち:

« 内部線・八王子線、BRT方式に転換か? | Main | 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」は「秋の乗り放題パス」にリニューアル! »