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岸和田市「ローズバス」、新ルートで試験運行していた

 全国各地にコミュニティバスの類はたくさんありますが、岸和田市にも「ローズバス」というコミュニティバスがあります。南海岸和田駅前を起点に、阪和線より海側を中心に、左回り、右回りを1日6本ずつ運行しています。

 しかし、3月1日から9月29日の間(日曜、祝日は除く)、通常のルートに加えて、阪和線下松駅前を起点に、市の郊外を回るルートを1日6本運行していました。下松駅前から山側へ向かい、久米田池を半周し、山直地区公民館前を経由して東ヶ丘町で折り返し、府営田治米団地を経てまた久米田池をほぼ1周し、最後に市立病院に立ち寄り、下松駅前に戻ります。60分かかります。運賃は100円です。これまでバスのなかった久米田池周辺や、田治米団地あたりの公共交通空白地帯ではありがたいバスでしょう。また、路線バスがある東ヶ丘町でも、市民病院への便は非常に少ないのです。市民病院に行くには、便利なバスです。

 今回運行されたルートはあくまでも試験運行であり、運行期間終了後に利用者数などの評価指標に基づき、事業評価を行い、今後運行するかどうか決定します。しかし、最終的な結果ではありませんが、1便あたりの利用者数は目標である16人の半分程度で、厳しい数字です。どうしてもコミュニティバスの類だと、あちこち回って遠回りをし、(昼間しか運行せず、あまりにも遅いため)高齢者ぐらいしか使えない代物になってしまいます。当然、採算はとれるものではありません。とれるのは票ぐらいです。

(追記)
 2012年の実験では、目標の半分弱の1便当たり7.3人しか利用せず、収支でみても運行経費(875万円)に対して運賃収入が8%弱の約68万円という惨敗(当初の見込みでは、運行経費の20%を運賃収入で賄う計画でした)に終わった岸和田の「ローズバス」。つまり、100円の収入を得るのに1300円近い経費がかかったということになります。

 岸和田市は2013年も7月から2014年3月にかけて、「ローズバス」の再試験運行を行います。運行本数を6本から7本に増やし、反対周りもつくります。停留所も増設します。

 しかし、お盆の2013年8月12日に乗車しましたが、利用はあまりふるわないようで、前年に比べて増えているわけではないようです。
(参考:岸和田市ホームページ http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/44/shikenunkou.html、岸和田市まちづくり推進部都市計画課等「ローズバス再試験運行の開始」)

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