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広島県警が路面電車新ルートに反対

 広島市は広島駅からまっすぐ進み、稲荷町に接続する駅前大橋線を検討しています。広島駅への乗り入れ方法として平面、高架、地下の3案で検討しており(年内に決定する方針です)、広島県警、広島電鉄などと協議しています。

 ところが、広島県警がこの新しいルートに反対しています。県警が反対するのは、駅前大橋線そのものではなく、広島駅と広島港とを結ぶ比治山線について。駅前大橋線が開通すると現行の猿猴橋町ルートは廃止されるようで、比治山線も新ルートを探さないといけません。広島市は、現在の的場町電停付近から駅前大橋線まで、比治山通りに約200メートル、新たな線路を敷きます。広島県警は、比治山通りに新たな線路を敷く計画に対して、交通渋滞が悪化するとして反対しているのです。比治山通りは1日2.2万台以上の車の通行があり、ここに軌道を敷くと車線が減少して渋滞が激しくなるとしているのです。県警は代替ルートとして、比治山下電停付近から駅前通りに向けて軌道を新設し、稲荷町で駅前大橋線に接続するルートを提案しています。駅前大橋線をまっすぐ比治山下まで伸ばした格好になります。

 今のところ、比治山線の駅前大橋線への接続方法については、本格的な議論が行われていません。広島市の案と県警の案の得失をよく考えて(県警の案なら、路面電車が通らなくなる的場町などへの対策について考える必要があるのかもしれませんが)、議論を進めていきたいところです。

(追記)
 12月20日のことですが、広島市は、広島駅への乗り入れ方法として平面、高架、地下の3案を考えていましたが、高架か地下にすることにしました。平面にすると駅前交差点で渋滞が起きる可能性があるからです。2013年1月以降、有識者でつくる広島市の検討委員会が高架か地下のどちらにするかを決めます。

 また、比治山線の駅前大橋線への接続方法については、県警の考えに沿った新たな見直しルート案を提示しました。
(参考:中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210140033.html、http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201212210014.html)

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