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野焼きで新名神通行止め?

 新名神八幡ジャンクション・インターチェンジ-高槻第一ジャンクション間などは2003年に着工が凍結されていましたが、今年4月になって凍結が解除され、着工されることになりました。事業費は約6800億円で、10年後に開通する予定です。

 ところがこの新名神、高槻市鵜殿地区の淀川沿いでヨシの群生地を通ります。ただのヨシではありません。ユネスコの無形文化遺産、雅楽で使われる篳篥<ひちりき>という楽器の素材となるのです。宮内庁によれば、皇室行事で用いる篳篥は、平安時代からこの鵜殿地区のヨシを使っているようです。茎に厚みがあって繊維の密度も濃いことから、篳篥の音の元となる吹き口(リード)に重宝されたのです。

 ヨシ原の上を高速道路が通ればどうなるのでしょうか? 建設工事がヨシに悪影響をもたらすとともに、これまで年1回野焼きをしていましたが、それができなくなります。宮内庁はすでに5月、国交省に現地の保全と環境への配慮を要望しています。そこで国交省は野焼きの時期には新名神を通行止めすることを考えています。

 ローカル高速道路なら建設を止めれば解決しますが、新名神という重要な道路である以上、そう単純にいかないのが難しいところです。ネットワークのごく一部を凍結すること自体がおかしな話だったわけです。野焼きで通行止めになる時期に集中工事を合わせるなど、通行止めの期間を「活用」することも考えないといけないでしょう。
(参考:朝日新聞11月20日朝刊 中部14版)

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