気仙沼線志津川駅、12月22日から1キロ内陸に移設
以前に書いた記事の続報です。
12月22日に気仙沼線BRTが正式運行を始めますが、その12月22日から、志津川駅が現在地よりも1キロ内陸に移ります。BRT専用の停留所になります。現在の志津川駅は津波で流された鉄道駅舎跡にありますが、周囲には建物がなく人通りが少なかったのです。新しい志津川駅は国道398号沿いの「南三陸さんさん商店街」の近く。国道45号からいったん国道398号に入るので、新駅に寄ることにより2分ロスしますが、歌津-陸前港間で専用道を使うため3分短くなり、トータルで1分短縮します(最速)。鉄道では需要に応じて駅を動かすことは難しいですが、BRTなら比較的容易です。BRTならではのメリットでしょう。このほか、ベイサイドアリーナ、歌津、陸前小泉、大谷海岸、松岩の5駅も新築し、志津川駅と同じように屋根や待合室を設けます。車両についても、ハイブリッド車を14台導入します。
気仙沼線BRTは、12月22日の正式開業の段階でも専用道は2区間にとどまりますが、工事はほかの区間でも行われています。本吉-小金沢、大谷海岸-陸前階上、最知-松岩など5区間です。最終的には6割が専用道区間になります。JR東日本の里見仙台支社長の話によれば、鉄道より運行本数が多いことから通学に使う高校生から好評のようで、今のところ遅れもほとんどないようです。今後も利便性の向上に努めるようです。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121127t15016.htm)
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