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規制が緩和された高速バス業者の動向

 高速バスとツアーバスは良く似た業態でありながら、前者は路線バスの位置づけで国交省の規制があり、道路運送法が適用されるため、運賃などを国交省に申請する必要がありました。それに対して後者は旅行業法が適用されるため、運賃設定の規制がなく、効率的な運賃設定ができました。アンフェアな話です。

 そこで国交省は7月、ツアーバスとの競争環境を公平にするため「高速バス」の規制を緩和しました。これまで30日前までにしなければならなかった運賃や運行便数の届出期限が7日前までとなり、需要に応じて増便や運賃値下げなどの対策が取りやすくなりました。

 それに対応する動きがあります。西日本ジェイアールバスは、需要に合わせて運賃を細かく設定することを検討しています。ライバル社の運賃設定を見ながら、利用状況で便数を調整しやすくなります。阪急バスは座席の予約が少ないときは運賃を値引きすることを考えています。京王電鉄バスでも、曜日などで運行便ごとに複数の運賃を設定できるシステムを導入する方針です。すでに取り上げた名鉄バスの新運賃制度もこの流れにあるものでしょうか?

 ツアーバスも既存高速バス業者のこのような動きに対して、対応策を考えているところもあります。大手のウィラー・トラベルは規制が強化された今後も魅力的な商品をつくっていくようです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121208/biz12120821120005-n1.htm)

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