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「ドリームスリーパー」と東京スカイツリーを巡る鉄道(3)

 大宮からは東武の「スカイツリートレイン」、10月にデビューし、11月末から一般での利用ができるようになった、東武の観光列車だ。しかし、運転されるのは休日だけ。しかも、通常では他線への直通がない大宮から出るのは、週1回土曜日だけだ。名古屋で事前に東武の特急券を買おうとすれば、旅行会社に行くしかない。乗車券と特急券を合わせて1530円しかしないのに、手数料が525円かかった。確実に押さえるためなので、仕方ない。

 「スカイツリートレイン」がやってきた。日光方面の快速用電車、6050系を改造したもので、東京スカイツリーに因んで634系と名付けられている。2両編成が2本つながって、4両になっている。盛んに写真を撮っている。車内に入る。東京スカイツリーを見やすいよう、窓を上まで拡大している。よって、網棚がない。車端部に荷物棚が用意されている。売店もあり、営業を行う。

 12:30、「スカイツリートレイン4号」が大宮を出発した。空席が多く、拍子抜け。家族連れよりも「スカイツリートレイン」に乗ること自体が目的、という客が目立つ。自分も他人のことは言えないが。「スカイツリートレイン」は春日部までノンストップのはずなのに、各駅にいったん停まってから(ドアは開けずに)発車する。単線ならわかるが、野田線(大宮-春日部間)は複線だ。野田線の設備が急行運転に対応していないのであろうか? もっとも、野田線で急行を運転するならともかく、「スカイツリートレイン」がイレギュラーな存在なので、あえて大金をかけて改修する緊急性は低いが。春日部でポイントを渡り、伊勢崎線に入る。ところで、伊勢崎線の東武動物公園以南には「スカイツリーライン」という名前が付けられたが、実際のところ定着しているのだろうか?

 北千住に近づくころ、東京スカイツリーが見えてきた。線路はぐねぐねと曲がるので、東京スカイツリーは左に見えたり右に見えたりする。やがて「スカイツリートレイン」はとうきょうスカイツリーに着いた。

 東京スカイツリーとその賑わいを見た後、再び東武に乗る。行き先は隣の浅草。3分、140円のところだ。その隣駅に特急に乗って行く。本来なら特急料金がかかるが、期間限定でとうきょうスカイツリーから浅草までの特急料金が無料になっている。「りょうもう」がやってきた。きちんとアナウンスを聞いたのか、何人かが「りょうもう」に乗る。浅草からは東京地下鉄で日本橋へ。歩いて東京駅に行く。

 予定より早く東京駅に着いたので、早い新幹線にしようと思ったが、満席とのこと。2時間近くを東京駅で過ごす。帰省ラッシュなのだ。

 開業当時の姿に復元された東京駅を見、食品売場がさらに充実した大丸にも立ち寄り、改札口に入る。「新幹線回数券」が使えない年末年始なので、株優を2枚使う。JR東海のものなので、運賃と新幹線特急料金が2割引になる。普通、東京から大阪まで乗車券を買えば、「東京都区内発大阪市内行き」になるが、株優は他社にまたがることができないので、「東京発新大阪行き」となる。新宿から乗ったり、天王寺で降りたりするときは別料金が必要だ。

 私が乗った「のぞみ379号」は5号車、ホームには「ひかり」の自由席狙いの人が並んでいる。そういう中で、東京駅を出発した。

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