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大阪-高松間、日帰り往復でたったの3800円

 大阪-高松間の高速バスは競争の激しいところ。新幹線に比べると時間はかかりますが、乗り換えなしに半額以下の安い値段で大阪や高松まで行くことができるというメリットを武器に、JR四国バス、四国高速バス、高松エクスプレス(フットバス)の高速バス3社と、ツアーバスである新日本ツーリストの合計4社が激しい競争を繰り広げています。四国運輸局の統計によれば、2011年の京阪神方面への高速バス利用者は約114万人です。

 大阪-高松間の高速バスは1996年に四国高速バスによって走り始めました。当時は瀬戸大橋経由で、片道の運賃は3900円でした。躍進のきっかけとなったのが、1998年の明石海峡大橋開通。淡路島経由に変わり、JR四国バスとフットバスも参入しました。2002年に参入したフットバスが片道の運賃を3700円とすると、他社も追随しました。

 この競争が激しくなったのは、2012年7月にツアーバスの新日本ツーリストが平日にも運行を開始して、同時に片道の運賃を2900円としたとき。新日本ツーリストは3か月で休日のみの運行に戻しましたが、10月下旬にはJR四国バスが便や座席数限定ですが片道2800円の割引運賃を発表すると、四国高速バスも翌日に同じ価格を設定し、フットバスもそれに続きました。

 それよりすごいのが日帰り往復に限った割引運賃。いずれも乗車前日までに乗車券を買うなどの制約がありますが、新日本ツーリストは3900円、高速バス3社はそれより安い3800円。1996年に大阪-高松間の高速バスがデビューしたときの片道運賃と同じ水準です。高速バス3社のほうが運行便数が多いため、割引の対象となる便数は多いのですが、割引が適用される座席数は制限があります。

 この値下げ合戦は利用者にとっては歓迎すべきことですが、バス会社にとっては厳しいです。正直言って赤字の便もありますが、他社が運賃を下げる以上、シェア確保のためには対抗せざるを得ないというのが現状です。厳しいのは関西方面にしか路線のないフットバス。これ以上の価格競争は厳しく、タブレット端末の貸し出しなどサービスで付加価値をつけることを検討しています。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20121225ddlk37020355000c.html)

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