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クアラルンプール-シンガポール間がたったの90分

 15年以上前の学生時代、マラッカに近いタンピンからシンガポールまでマレー鉄道に乗ったことがあります。日中に何時間もかけてゆっくりと進む旅でした。車より遅いので、鉄道は実用的な乗り物ではありません。しかし、それが様変わりしそうです。

 マレーシアのナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相は19日に共同記者会見を開きました。その記者会見で両首相は、2020年までにクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速輸送システム(HSR)を建設することを発表しました。いわゆる高速鉄道です。途中に駅は5つほどできるようで、総工費は300億リンギット(現在のレートで1リンギット=約30円)の見込みです。総工費の約60%は土木工事や敷設工事などのインフラ整備、約40%が車両の購入費用です。総工費の中にシンガポール側の建設費が入っているかどうかは不明です。

 約300キロの距離を結ぶその高速鉄道の所要時間はたったの90分。自動車で約4時間かかるところなので、驚異的な速さです。航空機だと約50分ですが、チェックインや空港と都心の移動にも時間がかかることを考えると、実質的には高速鉄道が最速の交通手段となります。運賃は片道350~400リンギットになるとみられています。この価格は国民が考えているより高いようですが(国民は250~300リンギットが妥当だとしているようです)、建設費がかかることから難しいようです。

 クアラルンプール-シンガポール間の高速鉄道をリニア(磁気浮上式)で建設するという話もあるようです。上海で走っているタイプのリニアで、時速430キロでノンストップで走れば、55分で結ぶことができます。6~7駅に停まった場合、80~90分かかります。リニアは、従来の高速鉄道に比べてメンテナンスコストが低く、運営コストを抑えることが可能だということです。
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2013/02/20/191767.html、http://response.jp/article/2013/02/21/191887.html、http://response.jp/article/2013/02/23/192011.html)

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Comments

シンガポール-KUL間の高速鉄道が完成すれば、確かに便利になるでしょう。
KUL空港は市街地から遠いし、格安航空利用の場合は、両空港ともターミナルが不便な場所にあります。

高速鉄道開通した場合、KUL側はKULセントラルに乗入れでしょうが、シンガポール側はどこに駅を作るかが問題でしょう。

市街地中心に近い旧マレー鉄道駅あたりなら便利でしょうが、市街地を通るから建設コストがかかる。
さりとて、北部のジョホール・バルー対岸あたりなら、チャンギ空港へ行くのとさほど変わらなくなります。

Posted by: かにうさぎ | 2013.02.24 at 12:20 PM

 かにうさぎさん、こんにちは。

* シンガポール側はどこに駅を作るかが問題でしょう。

 参考にした記事にもありますように、イスカンダル・マレーシアにも途中駅ができるようです。ここがジョホールバル地区の駅となり、シンガポール国内のどこかに別のターミナル駅ができることでしょう。本文にも簡単に書きましたが、シンガポール国内の建設費をどうするかという話もありますから。

Posted by: たべちゃん | 2013.02.24 at 03:32 PM

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