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富山地鉄路面電車と富山ライトレールの接続についての続報

 以前、富山駅高架時に富山地鉄路面電車と富山ライトレールを接続させ、直通させるというを書きましたが、その続報が入りました。

 新規に建設する区間は新富町一丁目から牛島町間の250メートル。富山地鉄路面電車が東西方向から南北方向に向きを変えるところ(富山駅前-新富町間)から、富山ライトレール富山駅北までの区間です。新規につくられる区間は上下分離方式でつくられ、インフラ建設は富山市、運行は富山地方鉄道と富山ライトレールが行います。富山地方鉄道と富山ライトレールの境は、新幹線と在来線の高架の境と一致します。

 まず北陸新幹線開業に合わせて、富山地鉄路面電車から新幹線高架下までの区間160メートルを先行開業させます。新幹線高架下には富山駅中央電停(仮称)をつくります。新幹線改札口の目の前です(徒歩1分、70メートル。現状の富山地方鉄道路面電車とJR改札口までの距離は、徒歩5分、230メートル)。この段階で、富山地方鉄道の路面電車は、すべて富山駅中央に乗り入れます。1系統(南富山駅前-富山駅中央)、2系統(南富山駅前-富山駅中央-大学前)、3系統(富山駅中央→環状線→富山駅中央)です。運転間隔は、1系統がピーク時(7~8時)12分、オフピーク時が20分。2系統がピーク時6分、オフピーク時10分。平日でも買い物の需要が多い3系統がピーク時26分、オフピーク時13分。一部の系統では、現状より運転間隔が伸びます。平日の1日の運行本数は1系統が59本、2系統が109本、3系統が70本です。

 その後、在来線高架が完成してから、富山ライトレールを南に90メートル延長させ、先行開業区間につなげます。富山ライトレールの富山駅北停留所は移転し、在来線高架下にできます。停留所の名前は富山駅中央(仮称)です。これにより、現状では徒歩8分、310メートル(+上下移動)かかっていた富山地方鉄道路面電車と富山ライトレールの乗り換えが、徒歩1分、30メートルに短縮されます。在来線高架化は2017年度末以降に完成予定ですので、接続の完成は2018年度とされています。解釈の問題かもしれませんが、以前の記事より少し遅くなった模様です。富山地鉄路面電車と富山ライトレールは基本的に富山駅中央で平面乗り換えとなりますが、環状線を通る3系統は直通するようです。岩瀬浜→富山駅中央→環状線→富山駅中央→岩瀬浜となるようです。

 なお、この路面電車南北接続事業に合わせて、富山ライトレールの軌道区間(奥田中学校前まで)1.1キロの上下分離方式への転換を検討します。インテック本社前-奥田中学校前間に永楽町停留所(仮称)をつくり、永楽町-奥田中学校前間を複線化します。富山駅中央-インテック本社前間には、ブールバール停留所(仮称)をつくる構想もあります。
(参考:国交省ホームページ http://www.mlit.go.jp/common/000993737.pdf、http://www.mlit.go.jp/common/000993738.pdf)

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