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関西私鉄でICカードが普及しない事情

 今回も5日に南海に乗ったときに気付いた話です。

 5日は和泉大宮駅から乗車したのですが、駅前の商店にあったのが、格安切符の自販機。南海の回数券が売られています。無人駅になった松ノ浜駅でも駅前に同様の自販機がありました。南海の回数券には、通常の11枚、22枚つづりの回数券のほかに、平日の昼間、休日(終日)に使うことのできる「オフピークチケット」(10枚分の値段で12回利用できます)、休日(終日)に使うことのできる「サンキューチケット」(10枚分の値段で14回利用できます)があります。「サンキューチケット」なら約3割引きです。これらの回数券を自販機で扱っているのです。もちろん、ある程度南海を利用する人なら家に回数券を常備していますし、そうでなくても駅前で自販機で買うことができるのです。

 今回確認したのは南海本線の2駅だけですが、同様の切符はほかの大手私鉄にもあります。回数券のバラ売りは昔からある商売ですが、薄利多売の商売なので、人件費を考えるとターミナルなど大きな駅の周辺でないと成立しないものでした。ところが、自販機による販売方法を誰かが考え出しました。これなら人件費はほとんどいりません。切符を補充し、お金を回収すればいいのです。小さな駅でも商売は成り立ちます。こういうことができないのは、回数券がカード式になっている近鉄ぐらいです。

 こんな土壌では、わざわざ個人情報をさらしたうえに、まともな割引がない「PiTaPa」が受け入れられるわけがありません。まともな割引があるのは1割引きが保証される大阪市交通局ぐらいです。「PiTaPa」も乗車券としては相互利用ができますが、電子マネーとしては相互利用できません。私鉄が副業として行っている店はともかく、街中のコンビニでもまともに使えません。電子マネーが相互利用できる「ICOCA」をベースにしているからです。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/traffic/kaisuken.html、近鉄ホームページ http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/kippu/jousyaken/jousyaken.html)

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Comments

基本的にはJRも変わらないと思うのですけど
実際、僕なんかICOCAエリアは使わないことが多いです

最寄り駅からだと金券ショップ利用しない場合
1dayパスより割高という理由もあります

Posted by: フリーダム | 2013.05.14 at 11:52 PM

 フリーダムさん、おはようございます。

* 基本的にはJRも変わらないと思うのですけど

 JRでも、JR京都線など「昼間特割きっぷ」のある北のほうは当てはまります。

Posted by: たべちゃん | 2013.05.15 at 05:11 AM

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