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関西空港と南海電鉄を1日散歩

 ゴールデンウィークに南海全線が1日1000円で乗り放題となる、「GWおでかけ1dayチケット」を持って、5月5日、南海に乗ってきました。


 最初に向かったのは和歌山市。休日に限り、和歌山バスの路線バスが和歌山駅東口とりんくうタウン駅前の間を1日5往復している。和歌山市11:00発の便に乗る。5分ほど前にバスは着いたが、普通の路線バスタイプ。和歌山県内、大阪府内だけの利用ができないことを除けば、何ら普通の路線バスと変わらない。りんくうタウンまで行くからといって、観光バスタイプのバスが使われるわけでもない。和歌山大学前駅西口にも停まり、10人ほどでりんくうタウンに向かう。

 バスはひたすら国道26号線などの一般道を走る。大阪方面は渋滞がなく順調に走るが、反対の和歌山方面はみさき公園に入る車で大渋滞。子供の日で、しかも天気が良いので、普段の休日よりもさらに混んでいるのだろう。箱作のあたりまで渋滞は続いていた。イオンモールりんくう泉南に停まった後、りんくう往来南三番に停まる。12:10ごろ到着。目の前がりんくうプレミアム・アウトレットだ。バスはりんくうタウン駅前まで走るが、乗客の目的は買い物。2つの停留所で降りる。私もりんくう往来南三番で降りる。

 とは言ってもりんくうプレミアム・アウトレットに用があるわけではなく、次のバスに乗る。りんくうプレミアム・アウトレットと関西空港とを関空展望ホール経由で結ぶ「Sky Shuttle」だ。10時から20時の間、平日は1時間おき、休日は30分おきに走り、関空までの所要時間は18分、運賃はたったの100円だ。関西空港交通が運行している。りんくうプレミアム・アウトレットの停留所は敷地内にある。12:35の発車5分ほど前に関空からの便が着いたが、かなり多くの人がバスから降りた。乗る人はそれよりは少ないが、15人か20人ぐらいはいる。短距離のバスだが車両はリムジンバスそのもの、スカイゲートブリッジを通って関空国際空港島に渡る。関空展望ホールで何人か降ろして(乗ることはできない)関空第1ターミナルに到着。

 今回の関空訪問の目的は第2ターミナルを見に行くことだが、その第2ターミナルに行くバスは、第1ターミナルからは出ていない。JRと南海の関西空港駅を越えた、エアロプラザから出ている。第2ターミナルへのバスは頻繁に出ていて、しかも無料。実は第2ターミナルへのバスの中には、水素で走るものがあり、それを狙っていたが、残念ながら4月27日から6月14日まで運休中とのこと。普通のバス(ただし、詰め込みが利くように椅子が少なくなっている)で第2ターミナルまで行く。

 イタリアの著名な建築家レンゾ・ピアノ氏がデザインした第1ターミナルとは異なり、第2ターミナルはまるで倉庫のよう。LCC専用ターミナルらしい建物である。もう13:30近かったのでお昼にするが、選択肢は少ない。パスタにするが、LCC専用ターミナルだからといって安いわけではない。LCC専用ターミナルらしく500円でお腹を満たすことができる、ハンバーガーや牛丼の店があるわけでもない。バラエティの豊かさからいえば、第1ターミナルに軍配が上がる。豚まんなど、大阪ならではの味も楽しめる。

 「ICOCA」をチャージしておきたかったので、いったん普通で(JRと南海が駅を共同使用している)りんくうタウンまで行き、そこから「ラピートβ52号」(りんくうタウン15:10発)に乗る。乗車口には何人か並んでいる。難波まで距離があるので、特急に乗る価値はあるのだろう。りんくうタウンでは始発の次の駅なのに早速降りる人もいる。泉佐野-関西空港間の特急料金はたったの100円なので、こういう使いかたもできるだろう。さて、肝心の「ラピート」だが、半分弱の乗り具合。ガラガラという程ではない。

 予定より早く戻ってきたので、汐見橋線に立ち寄る。汐見橋線は正式には高野線というが、2両編成の電車が行ったり来たりする都会の中のローカル線となっている。朝夕のラッシュ時も昼間と同じく30分間隔、汐見橋-岸里玉出間の所要時間は9分なので、1編成だけで運行できる。岸里玉出駅構内を除いて複線。線内ですれ違うことはないので、過大な設備だが、なにわ筋線の動向が決まらないとなんともならないのだろう。最近は橋下市長が国政に関心があるためか、なにわ筋線に関する動きが少ないように感じられる。それが決まるまでは汐見橋線は都会の中のローカル線であり続けるだろう。さて、今回は汐見橋線を岸里玉出から往復したのだが(岸里玉出15:55発及び汐見橋16:10発に乗車)、往復とも2両で10~15人ぐらいの乗り具合。ただ、中間駅の多くで、少ないとはいえ乗り降りがあり、沿線の人に使われているという点では少しほっとする。

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Comments

久しぶりにコメントさせていただきます。

和歌山バスのりんくうタウン線にご乗車されたのですね。
私は路線開業間もない昨年のGWに乗車しました。
JR和歌山駅発15時前の便でしたが、その便で5名ほどの乗車がありました。
路線が開業して1年が経ちましたが、連休中の午前の便とはいえ、10名程度の利用があるとは意外に利用されているという感じを受けました。

自宅近所をこの路線が通るのですが、あまり乗車していない印象もあったので、早々に廃止されるのかな、と思っていましたが、そうでもないようで…

私が利用した際の記事もご参考までにと思いトラックバックさせていただきました。

Posted by: hanwa0724 | 2013.05.07 at 10:38 PM

 hanwa0724 さん、おはようございます。

* 和歌山バスのりんくうタウン線にご乗車されたのですね。

 和歌山からりんくうタウンまで、一般道を走り続ける異色の路線なので、この機会に乗ってみることにしました。

* 路線が開業して1年が経ちましたが、

 いつまでこの路線があるのかわからないですから、あるうちに乗っておいたほうがよいかもしれません。

Posted by: たべちゃん | 2013.05.08 at 05:01 AM

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