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沖縄都市モノレール、石嶺までを先行開業か?

 沖縄都市モノレールが首里から浦添方面に延長されることはすでに記事にしましたが、11月に着工の予定です。首里-浦西間の4.1キロ(うち1.7キロが那覇市域、2.4キロが浦添市域)で、途中に石嶺、経塚、前田の3駅ができます(駅名はすでに開業している首里を除いて、すべて仮称)。延長に伴う総事業費は350億円、そのうち国の補助金を活用した231億円で沖縄県、那覇市、浦添市が支柱や駅舎の骨組みなどを建設します。残る119億円は沖縄都市モノレールが負担し、配電線や駅舎の内装を整備します。

 この首里-浦西間、2019年春に全線開業の予定でしたが、首里-石嶺間を2017年に先行開業させるという話があるようです。那覇市が先行開業を主張しています。この区間はすでに用地取得など延長に必要な基礎作業を終えているので、完成した区間から順次活用したほうが利便性の向上につながるというのです。ちなみに、先行開業した場合、乗客数が増え、増収が見込める一方(石嶺駅周辺には県総合福祉センターや石嶺団地などがあり、沖縄県の試算では1日当たり2100人の乗客が見込めるようです)、モノレール終点に設置する分岐器などの費用が発生し、投資額が8億円程度増えるようです。駅員数や車両数など沖縄都市モノレールの運行体制も変更しないといけません。首里駅の配線が片渡り線なので、単線で延長するのは厳しいです。

 これに反発しているのは浦添市。先行開業する区間は那覇市域にあるのです。そこで、沖縄県、那覇市、浦添市、沖縄都市モノレールの4者は担当者レベルの検討会を7月中に発足させ、先行開業するか一括開業するかを今年度中に決める予定です。すでに沖縄県は2012年度に先行開業した場合と一括開業した場合とで比較検討した調査を行っていて、その結果を基に結論を出します。
(参考:琉球新報ホームページ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-208911-storytopic-3.html、沖縄タイムスホームページ http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-14_50449、http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-07-02_51182、「未来鉄道2020年 新線鉄道計画徹底ガイド 西日本編」 川島令三著 山海堂)

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