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気仙沼線、大船渡線BRT延伸、ダイヤ改正&大船渡線臨時駅、新駅開設

 BRTとして運行している気仙沼線、大船渡線ですが、以前にも触れたように、9月に相次いで専用道区間の延伸及びダイヤ改正を行います。4月に続いてのものです。

 気仙沼線の専用道区間が延伸されるのは9月5日。陸前戸倉-志津川駅間内の3.5キロ、志津川-清水浜駅間内の3.8キロ、陸前港-陸前小泉駅間内の2.8キロの合計10.1キロで専用道を供用開始します。今回の延伸により専用道の延長は合計で21.7キロになります。陸前戸倉、陸前港、蔵内駅は専用道上に移設され、駅舎、トイレを設置します(そのほかの駅舎についても順次整備します)。清水浜駅については、ベイサイドアリーナ駅通過便に限り、乗降場所が変わります(道路上です)。

 9月5日にはダイヤ改正も行います。現行の最終便の後に気仙沼発本吉行を1本増発します。気仙沼20:45発、本吉21:27着です。現行より62分繰り下がっています。これにより本吉-気仙沼間(柳津方面行き、平日)の本数は31本になります。また、専用道延伸によりスピードアップも行います。柳津-気仙沼間の最速でみた場合、ベイサイドアリーナ通過便は106分(現行より7分短縮、2012年8月の暫定運行開始時より11分の短縮)、ベイサイドアリーナ停車便は116分(現行より3分短縮、2012年8月の暫定運行開始時より7分の短縮)となります。反対に、平日の朝夕混雑時間帯の便において、現行の運転状況を勘案した運転時分への見直しを行います(気仙沼行きのみ)。平日は休日に比べて最大4分遅くなります。そのほか、これまでBRTはすべての駅でいったん停車していますが、9月5日からは、乗降がない駅については通過します。
 
 大船渡線の専用道区間が延伸されるのは9月28日。竹駒駅付近の0.5キロ、小友駅付近-大船渡駅間の10.0キロの合計10.5キロで専用道を供用開始します(これにより、通岡峠を経由する便はなくなり、すべて小友駅経由となります)。今回の延伸により専用道の延長は合計で13.7キロになります。竹駒、細浦、下船渡駅は専用道上に移設され、駅舎、トイレを設置します(そのほかの駅舎についても順次整備します)。細浦駅は従来の位置より約80メートル気仙沼方に設置されます。9月28日にはダイヤ改正も行いますが、詳細は後日発表されます。また、これまでBRTはすべての駅でいったん停車していますが、9月28日からは、乗降がない駅については通過します。

 大船渡線では臨時駅や新駅の開設も行います。まずは臨時駅、奇跡の一本松。長部-陸前高田間の、「奇跡の一本松」から歩いて10分ほどの国道45号沿いに7月13日~8月31日の休日、8月6日、7日、12~16日のみ開設されます。夏の観光シーズンに合わせて観光客の増加が見込まれることから、陸前高田市が駅の設置を要望していました。すべての便が停車するわけではなく、9:50~16:05に通る便(5往復)のみ停車します。奇跡の一本松駅は、運賃計算上、陸前矢作-竹駒間に設置された駅とし、外方の隣接駅を基準とした運賃を支払います。すなわち、気仙沼方面からは竹駒までの運賃を、陸前高田、盛方面からは陸前矢作までの運賃を支払います(陸前矢作、竹駒から利用した場合の取り扱いは不明です)。

 9月28日のダイヤ改正時には、小友-細浦間に碁石海岸口も開設されます。碁石海岸から約3キロのところです。碁石海岸口駅は、外方の隣接駅を基準とした運賃を支払います。すなわち、気仙沼、陸前高田方面からは細浦までの運賃を、盛方面からは小友までの運賃を支払います。

 話は変わりますが、三陸関連なので併せて書きます。JR東日本のグループ会社、JR東日本リテールネットは、東日本大震災で被災した沿岸地域の復興支援として、移動販売車による「移動キオスク」(正式名称は「タルトタタン+キオスク」)を5月2日から開始しました。

 販売する商品は盛岡市内で話題の洋菓子店「タルトタタン」のケーキ、焼き菓子(ワッフル)、アップルパイ等のほか、「KIOSK」で販売されている菓子、飲料等です。「タルトタタン」とJR東日本リテールネットが共同で開発した、「移動キオスク」限定のお菓子も販売する予定です。販売する場所は三陸沿岸の宮古、釜石、盛、気仙沼の各駅等で、被災地線区等のイベントに合わせて販売を行うことも検討しています。営業日は主に休日の午後、13~16時です。

(追記1)
 大船渡線は専用道が延伸される9月28日にダイヤ改正を行いますが、運行本数は3月の段階とほとんど変わりません。風岡峠経由が小友駅経由に変わり、脇ノ沢-細浦間の停車本数が増えます。なお、気仙沼-盛間の所要時間は現行の83分から74分に短縮されます(最速、小友駅経由で比較)。

(追記2)
 大船渡線の臨時駅、奇跡の一本松ですが、9月7日から11月30日の間も停車することになりました。この間は毎日停車します。今回は日中だけではなく、始発から最終まですべての便が停まります。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1373528261_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1373528194_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1377753321_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1378186190_1.pdf、JR東日本リテールネットホームページ http://corp.j-retail.jp/lib/pdf/press_release/9-61-88/tartekiosk20130426.pdf、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130711-OYT8T01442.htm)

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