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近鉄内部・八王子線、鉄道として存続する方向へ

 廃止問題に揺れる近鉄内部・八王子線。今後の車両製造計画を考えると、今月が存続交渉の期限です。近鉄は昨年8月、年間約3億円の赤字が出ていることを理由に運営費の安いBRTへの切り替えを四日市市に提案していましたが、市民や市議会は鉄道での存続を強く求めていました。

 BRTにするために負担を求めるという戦略のまずさもあり、近鉄も鉄道として存続する方法を考えるようになりました。車両や施設を行政側が保有し、運行を近鉄の子会社が行う公有民営方式です。また、公有民営方式で鉄道を存続させた場合は、行政側に20億程度の初期投資の負担と、一定期間にわたる赤字穴埋めを求めています。

 どうやらこの方向で鉄道を存続させる方向のようです。まだ紆余曲折があり(四日市市側から出ていた民有民営方式については拒否しました。また四日市市は赤字額については一部補助にとどまっていたため、近鉄は四日市市の提案を拒否しました)、確定した内容ではありませんが、駅や線路などの施設と車両を無償譲渡する考えを四日市市や三重県との協議で提示しました。土地も四日市市に負担がかからないように最大限の配慮をする考えのようです。

 個人的には、近鉄の所有する資産は土地も含めて無償譲渡してもよいとは思っています。また、赤字については四日市市が負担するのが筋ですが、運行責任を明確にするため負担金額は事前に決めておくのが望ましいでしょう。
(参考:朝日新聞8月6日朝刊 中部14版、毎日jp http://mainichi.jp/area/mie/news/20130806ddlk24020148000c.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130806/CK2013080602000012.html)

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