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南三陸の現状を見る(4)

 舞台は三陸から東京近郊に移るが、このままこの旅行記を続けることにする。

 今日(9月14日)は東京近郊のJRに乗るので、池袋駅の自販機で「休日おでかけパス」を買う。山手線と常磐線を乗り継いで牛久に向かう。牛久に行った目的は、牛久に用事があるのではなく、常磐線から鎌倉に直通する「ぶらりお座敷鎌倉号」に乗るため。日ごろは直通しない区間を直通するため、普段通らないところを通る。常磐線から武蔵野線に行き、武蔵野南線から横浜・鎌倉に向かうのだ。その貴重な線路を通るため、牛久から横浜までの運賃が1450円のところ、急行券が950円、グリーン券が2000円もする。しかし、貴重な線路を通るコストなので仕方がない。

 お座敷列車、「リゾートエクスプレスゆう」がやってきた。485系を改造してつくった6両編成の車両だ。座席は畳敷きになっていて、靴を脱いで上がる。車内での移動のため、スリッパが備えつけられている。4号車には現在は使われてないようだが、ラウンジとハイデッカー式の座席がある。黒を基調としていて、バブルの雰囲気を感じさせる。さて、肝心の畳敷きのところだが、ひとつのテーブルを4人で使う仕組みになっている。2人以上のグループならいいが(宴会をしているテーブルもあった)、ひとりでは居心地が悪い。幸い、「リゾートエクスプレスゆう」の前後、運転席の後ろにはソファーのある小さな部屋がある。運転席越しに線路も見やすいので、ここに座ることにする。

 北小金を過ぎると、常磐線から分かれて別の線路をたどる。途中から、常磐線松戸方面からの線路も合流する。武蔵野線への連絡線だ。やがて連絡線は武蔵野線に合流したが、西船橋方面に分かれる線路は見当たらなかった(どうやら西船橋に行くなら、南流山で折り返すらしい)。武蔵野線の各駅ではカメラを持った鉄道ファンを見かける。臨時列車なのでダイヤの間を縫うように、ゆっくりと進む。

 武蔵野線内唯一の停車駅である新秋津を過ぎ、府中本町から武蔵野南線に入る。南武線とともに多摩川を渡り、普段は貨物列車しか通らない武蔵野南線に入る。武蔵野南線はトンネルが連続する。ところどころで地上に出るが、乗車したことがないところなので、どこかわからない。梶ヶ谷貨物ターミナル駅を通り過ぎ、またトンネルに入る。見慣れたところに着いたと思ったら、新鶴見信号場だ。横須賀線と並行して走り、鶴見でしばらく停まってから、東海道線に合流。横浜でお座敷列車を後にする。

 横浜から千葉まで横須賀線でつなぎ、駅の改良工事が行われている千葉で千葉モノレールに乗り換える。狙うは下が透明になっている「アーバンフライヤー」、ダイヤは公表されていて、9月14日の場合、千葉11:55発の千城台行きが該当する。千葉モノレールは「Suica」と「PASMO」しか使えないので、「Suica」をタッチする。千城台行きがやってきた。2両編成の最後尾に乗る。「アーバンフライヤー」は発車した。透明になっている部分は乗務員室にあり、客室部分がガラス張りになっているわけではない。また透明になっている部分はごくわずか。思っていたよりも小さかった。座席に目を移すと、背もたれが大きく、丸くカットされたロングシートが並んでいる。黒を基調としているが、上のほうがオレンジとなっている。

 千葉から25分ほどで終点の千城台に到着。「Suica」で改札を出たが、450円も差し引かれる。何らかのミスとも思ったが、間違いではない。結構高いのだ。モノレールの乗客は千葉から離れるにつれて減っていたが、総武線と接続する都賀で乗客が一気に増えたのも当然といえば当然のこと。モノレールは北のほうを遠回りしているのに加えて、高いのだ。バスで千葉に戻ることも考えたが、時間が読めないので、再び「アーバンフライヤー」に乗る。ただし、帰りは都賀まで。270円だが、これなら休日用の一日乗車券(「ホリデーフリーきっぷ」)のほうが安い。600円で乗り放題だ。一日乗車券は平日の昼間限定のもの(「お昼のお出かけフリーきっぷ」)でも600円なので、参考にされたい。(続く)

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