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山田線運休区間に新駅構想

 山田線の宮古-釜石間は東日本大震災の影響で運休の状態が続いています。その運休中の山田線に、新駅設置の構想があります。4月17日の宮古市議会鉄道復興対策特別委員会で、宮古市側が明らかにしました。

 宮古市が山田線の復旧に合わせて設置を検討しているのは、宮古市八木沢地区。磯鶏-津軽石間(7キロ)にありますが、山あいにあるため、津波の浸水を免れています。近くには市営団地や岩手県立大の宮古短期大学部があるほか、岩手県が災害公営住宅(復興住宅)を70戸整備することを予定しています。この新駅は宮古市の請願に基づくものであるため、設置費用はすべて宮古市が負担することになります。

 気仙沼線、大船渡線はBRTになり、それなりの改善が図られましたが、山田線の運休区間は鉄道に固執するがゆえに、未だにJR東日本による振替輸送はなされていません。BRT化への提案も拒否したままです。JR東日本は宮古-釜石間の鉄路復旧費について、線路のかさ上げ費用などを含めて210億円との概算を示していますが、運行再開後に乗客数が増加することを鉄路復旧の条件として挙げています。ある意味もっともなことで、バスで対応できるぐらいの需要しかいないところに鉄道を敷くことは無意味です。しかもその赤字は山田線とは全く縁がない、新幹線や首都圏の利用者が負担します。そう考えると、BRTあたりで運行コストを削減することを非難することはできません。宮古市としては新駅を設置することにより利便性が増加し、山田線の利用促進につなげたいとしていますが、ひと駅の設置で解決できるかどうかは厳しいところです。

 なお、宮古市の新駅構想は、JR東日本には正式に申し出たわけではないので、JR東日本サイドからの反応はありません。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20130418-OYT8T00734.htm)

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