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気仙沼線にも移設案

 東日本大震災で被災した路線のうち、大船渡線の移設案については以前に紹介しましたが、気仙沼線についてもあることが判明しました。

 気仙沼線でBRTによる輸送が行われている区間のうち、移設案があるのは、清水浜-歌津間、蔵内-陸前小泉間、本吉-陸前階上間の3区間計約12キロ。清水浜-歌津間、蔵内-陸前小泉間はともに、津波でトンネルが浸水したため、内陸部に移設するか、より高いところにトンネルを掘るかします。移設ルートは両方とも約2キロです。本吉-陸前階上間は、防潮堤の整備計画との整合性を図るため、大谷海岸駅の移設を含めて7~8キロが新ルートになります。

 もっとも、これらの3区間を移設することが決まったわけではなく、どうなるかは流動的です。特に新ルートになるとトンネルの掘削などで時間がかかりますが、復旧に必要な費用と期間は未定です。復旧費は多額となりますが、JR東日本は全額を負担するのは困難だという考えを改めて示しました。当然の話でしょう。どうしても鉄道で残さないといけないほど需要があるわけでもなく、将来的にも採算が取れないことは明らかな路線なのですから。赤字になっても地元が補てんできる第三セクターで運営するのが妥当なところでしょう。そういう路線をJR東日本に押し付けるのがそもそもの誤りです。「安かろう、悪かろう」となっても文句は言えません。

 なおこの会議では、宮城県が被災した区間で交差する9つの河川の堤防を拡充する案を提示しました。鉄道橋の高さや接続部分の改良についてJR東日本や地元自治体と調整を進めることを確認しました。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20130808_03.htm)

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