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Jリーグ本拠地の近くに新駅設置

 天童市とJR東日本は4日、天童市芳賀地区の奥羽線高擶-天童間に新駅を設置することで合意し、基本協定を締結しました。山形県内に最後に新駅が開業したのは、1966年9月の陸羽西線羽前前波駅が最後なので(山形新幹線さくらんぼ東根駅は蟹沢駅の改称扱い)、駅ができれば約50年ぶりの新駅ということになります。

 新駅は、高擶駅から北に約1.3キロ、天童駅から南に約2キロのところ。片側ホームの無人駅を設置します。普通列車のみが停車します。新駅は請願駅なので、駅舎建設や案内板の設置、システム修正費などの建設費約6億円は全額天童市が負担し、約4000平方メートルの駅前広場も天童市が整備します。JR東日本が2014年3月までに実施設計をまとめ、国交省に認可の申請を行います。認可され次第着工されますが、ホームを1本つくるだけの駅なので工期は短く(1年以内)、早ければ2014年度中に完成する可能性もあるようです。

 新駅ができる芳賀地区は天童市の南部です。土地区画整理事業に伴い、住宅開発が進んでいます。新駅周辺には現在8000人が住んでいますが、開発中の芳賀ニュータウンに約4000人が新たに住む計画です。2014年春にはショッピングセンターのイオンが出店する予定で、買い物客や従業員の利用も見込めます。しかし、新駅にはもうひとつ、大きなものが近くにあるのです。新駅の予定地はサッカーJ2山形の本拠地、NDソフトスタジアム山形から約1キロのところにあるのです。歩いて10分ぐらいのところで、観客の利便性は大きく向上します。現在だとひとつ南の高擶から30分近くかけて歩かないといけないですから。J2山形には、本拠地の移転構想があります。山形市の市川市長は2月、本拠地誘致を目的に新スタジアムを建設する構想があることを明らかにしています。新駅の建設は、J2山形の本拠地をどこにするかということにも影響を与えるとみられています。

(追記)
 奥羽線高擶-天童間に設置される駅の名称が天童南と決まりました(駅名は、駅の場所がイメージしやすいことからJR東日本が決めました)。天童南は無人駅で、130メートルのホームに雨除けの屋根、簡易な駅舎が整備され、普通列車のみ停車します。1日平均700~800人の乗降を見込んでいます。駅舎建設費と運行システムの変更費がそれぞれ約3億円ずつかかり、そのほか駅前広場の整備費が約2.8億円かかります。天童市はすべてを負担します。

 開業は2015年3月です。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131005t51009.htm、毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20131005mog00m040003000c.html、山形新聞ホームページ http://www.yamagata-np.jp/news/201403/20/kj_2014032000401.php)

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