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リニア中央新幹線、JR東海社長が採算が取れないと発言か?

 2027年に品川-名古屋間が先行開業するリニア中央新幹線。しかし、そのリニア中央新幹線について、JR東海の山田社長が9月18日、10月17日の記者会見で採算が取れないということを発言しています。リニアを否定的にとらえる人の発言なら何ともないですが(もともとが結論ありきの発言)、発言の主がJR東海の社長ですから大変です。

 それではなぜ、採算の取れないリニアを建設するのでしょうか? それは、東海道新幹線の経年劣化と大規模災害に備えて、東京と大阪を結ぶ大動脈を二本つくっておくためです。JR東海自身も、リニアが全線開業してもJR東海自体の収入は15%しか増えないと考えています。「のぞみ」のような直行列車主体から「ひかり」「こだま」のような途中駅に停車する列車が主体となる東海道新幹線や在来線と合わせた収益増加で経営の安定を図る考えです。本当にこれでペイできるのかはあやしいところですが。

 JR東海がリニア中央新幹線をつくりたいのならば(リニア中央新幹線の代わりに、北陸新幹線を新大阪まで全線開業させるなどの代替案はありますが、ここでは触れないことにします)、何でも自前でやるという妙なプライドを捨てて、場合によっては国からの補助を引き出すという柔軟な姿勢が求められます。今のリニア中央新幹線計画における重大な欠点は、品川-新大阪間を一気に開業せず、品川-名古屋間を先行開業すること。品川-名古屋間では航空機からの転移は望めず、利用者が大幅に増えるということはありません。採算が厳しいのももっともなことです。一時的に国からお金を借りてでも、一気に新大阪までの全線を開業することが求められます。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/feature/news/20131030dde012020013000c.html、山梨日日新聞ホームページ http://www.sannichi.co.jp/linear/news/2013/10/18/14.html)

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Comments

反対派は反対派で「やっとJR東海も現実を認めた」と宣伝に使うんでしょう。代案として北陸新幹線建設案以外で「東海道新幹線の一部複々線化」でも出しているのはかなりまし、とも言い切れません。同じ口で座席利用率の推移を根拠として「"輸送力の限界"は事実認識が間違っている、的はずれで評価に値しない」と断言しています。
確かに座席利用率はのぞみ・ひかり・こだまと分けられていない状態で公開されています。

Posted by: 日置りん | 2013.11.08 at 07:31 AM

 日置りんさん、こんにちは。

* 反対派は反対派で「やっと

 反対派は何でも反対するのが仕事ですから、判断材料には使えません。

Posted by: たべちゃん | 2013.11.09 at 04:22 PM

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