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JR北海道、2016年度までに88両を投入

 JR北海道の野島社長は、28日の参院国土交通委員会で、特急用ディーゼルカー28両と通勤用電車60両の合わせて88両を2016年度までに投入することを明らかにしました。以前、釧路市長に話していたことが実現するようです。老朽化した車両の一部を新車に置き換え、予備車両も増やすことで、トラブルの減少を図ります。導入費用は100億円を超えるようです。

 投入する特急用ディーゼルカーとは261系のこと。老朽化している183系の一部を置き換えます。廃車される数や新車をどこに投入するかはこれから決めます。曲線走行の面では261系は283系より性能が劣りますが、少なくとも183系よりは格段に良いでしょう。車両不足のために函館線などで運休している列車の復活を期待します。通勤用電車は733系です。札幌近郊に配置されます。国鉄時代から走る711系48両は今年度末までに廃車になります。当初の予定より引退時期が早くなったようです。

(追記1)
 ところが2015年以降に導入する予定の261系28両ですが、車体傾斜装置の搭載を取りやめることを考えています。コスト面や車両、線路への負担軽減などを理由としています。

 車体傾斜装置は速度を落とさずに安全にカーブを走るためのもの。261系の場合、半径600メートルのカーブを本則よりも25キロ速い115キロで走ることができます。この装置がなければ高速化は図れず、将来、もともと出していたスピードに戻すときには大きな制約となることでしょう。JR北海道が1992年以降に導入した特急気動車はすべて振り子式か、車体傾斜装置を搭載しています。183系のような古い車両でないだけにさらに振り子式などに置き換えるわけにもいかず、致命的です。札幌近郊以外は特急がないと生きていけないような路線ばかりですから。

(追記2)
 キハ183系の置き換えを目的につくられたキハ261系5次車ですが、最高速度が120キロに下げられ、車体傾斜装置がありません。車体にあったロゴも、これまでの「Tilt」から「HET」に代わっています。車体傾斜装置付きではなくなり、単なるJR北海道の特急車両となるのです。
(参考:北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/507045.html、http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/508269.html、「鉄道ジャーナル」2015年10月号 鉄道ジャーナル社)

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