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乗り換えで経済的つながりが薄れるのは敦賀でも金沢でも同じ

 JR西日本の真鍋社長が11月21日に東京で行った記者会見によれば、北陸新幹線が敦賀まで開業したときに、フリーゲージトレインを導入する考えであることを改めて示しました。大阪まで全線フル規格でできることが望ましいのですが、敦賀以西の財源や開業時期が明らかになっていません。そういう中で敦賀まで開業してしまったら、敦賀での乗り換えが発生し、関西と北陸の経済的なつながりが薄れてしまうのを危惧しているためです。

 北陸で金沢だけが大都市で、そのほかの福井や富山あたりがそう重要視しなくてもいい小都市ならば、その話は正しいでしょう。しかし、現実は、金沢は福井や富山に比べて極端に大きい都市ではありません。北陸新幹線が金沢まで開業し、富山までの直通列車がなくなった時点で、関西と北陸の経済的なつながりが薄れてしまうのです。

 もっとも、今さら北陸新幹線の開業を凍結させたり、金沢開業段階でフリーゲージトレインを導入したり、あるいは富山-金沢間を3線式にすることはできません。ただ、富山-金沢間はそれほどの距離ではありません。在来線をそのまま走ってもそれほど時間がかからないのです。第三セクターとなる金沢以東に特急は乗り入れない方針ですが、それなら快速にしてしまえばいいのです。急ぐ人は階段を上り下りして新幹線に乗ればいいのです。

 余談ですが、フリーゲージトレインを北陸に導入する場合は、雪害対策が必要となります。北陸新幹線が敦賀まで伸びるのは現在の状況では2025年度末なので、10年以上先ですが、余裕はないようです。
(参考:北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20131122305.htm)

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