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草津に連節バス

 草津市の南草津駅は、立命館大学や大企業の工場の最寄り駅となり、滋賀県内では草津駅に次いで2番目に利用者の多い駅となっています。JRになってからできた駅ですが、利用者の多いので、新快速停車駅になっています。大学や工場は駅から離れています。バスに頼らないといけないのですが、バスの利用者も多いので、「積み残し」が多く発生しています。周辺の道路は渋滞し、到着が大幅に遅れます。

 このような交通事情のため、新交通システムの構想まで出されていますが、とりあえず連節バスを走らせることを検討することになりました。連節バスにより輸送力のアップを狙います。実現すれば滋賀県内では初めてです。

 まず新年度の2014年度は、バスを走行させるためのシミュレーションやシステム設計から始めます。連節バスは内輪差が大きいことから、従来のバスルートを走ることができるかどうかを、コンピュータで検証します。また、バスが交差点に近づくとバス側の信号が青に変わる連動システムの導入についても検討します。

 シミュレーション等で連節バスの走行に問題がないと判断すれば、今年の秋にも試験運行を行います。すでに連節バスを導入している岐阜市三田市から1台借りて、現行ダイヤの合間に走らせます。岐阜市や三田市も、大学や企業が集中したエリアと駅が離れています。草津市によれば、両市とも連節バス導入の効果はあったようです。

(追記1)
 2016年4月から、南草津-立命館大間に連節バスを運行することとなりました。運行事業者は近江鉄道、ドイツのメルセデス・ベンツ社から2台(計約1.6億円)を購入します。定員は約120人です。国、滋賀県、草津市が助成するので、近江鉄道の負担は1/4で済みます。約2.8キロの路線を平日に片道12~14便走り、ノンストップのほか、途中3か所に停まる便も運行するようです。

(追記2)
 草津市の連節バスの愛称が、「JOINT LINER」に決まりました。

(追記3)
 2014年度と2015年度の数字では、南草津が滋賀県で一番乗車数の多い駅となっています。1994年の開業当初と比べると7倍以上に増えたのです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140313/wlf14031312280011-n1.htm、京都新聞ホームページ http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150602000167、草津市ホームページ http://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/kotsudorokasen/kotsu.html、「鉄道ジャーナル」2017年1月号 鉄道ジャーナル社)

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