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広電、広島駅に高架で乗り入れ、基本方針合意

 引き続き路面電車のJR駅乗り入れについての話です。

 広島市、JR西日本(駅ビルや地上広場の一部を保有する)、広電(路面電車を運行する)の3者は9月2日、広島駅南口広場再開発の基本方針について合意しました。予定では2013年度中にまとめるとのことだったので、遅くなっています。合意の内容は、すでに広島市の検討委員会で支持されていた、駅ビルの2階部分に高架で乗り入れる方法。1階部分はバス停やタクシー乗り場などになります。

 スケジュールは次のようになります。まず3年をめどにJR西日本が、南口の主要改札口を現在の1階から2階に移します。その後、広電は駅前大橋線を建設し(比治山下付近までの約1キロ)、高架で乗り入れます。高架区間は駅前大橋までです。今の広電の乗降場は、乗車が2か所、降車が4か所ですが、高架化後は乗降とも4か所になります。広島駅からは4つの系統が出ていますので、系統ごとに乗降場を分けることができます。広電にとっては約60年ぶりの大幅なルート変更です。駅前大橋線が開通すると、広島駅と繁華街の八丁堀や紙屋町との距離が約200メートル、時間にして約4分短縮されます。広島駅でJRから広電に乗り換えるために要する時間が現在の約2.1分から約1.3分になります。駅前大橋線の開業に伴い一部区間が廃止されますが、循環ルートを新たにつくるので、廃止される電停は猿猴橋町ただひとつとなります。約10年後の2020年代前半に完成する予定なので、以前あった話よりはかなり遅くなります。

 総事業費は約155億円の見通しで、約半分は国の補助金、残りは約62億円を広島市、約14億円を広電、JR西日本は数千万円です。広島市は南口広場の改修や駅前大橋線などのインフラを負担します。広電はレールや架線を設置します。JR西日本は広場造成費の一部を負担するだけですが、独自に駅ビルを建設します。広島市は17日に開会する予定の広島市議会本会議において、補正予算案に関連費用の計上を検討する予定です。早ければ今年度中に設計に着手し、環境影響評価や都市計画決定を行ったのち、2018年度の認可を目指します。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20140902-OYTNT50248.html、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76529220S4A900C1LC0000/、中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=85012&comment_sub_id=0&category_id=113&localfrom=local&category_list=113&pl=3903370327、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/hiroden-2/)

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