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北海道新幹線も「はやぶさ」「はやて」

 2015年度末に新青森-新函館北斗間が開業する予定の北海道新幹線。その列車名が決まりました(公募ではなく、JR東日本とJR北海道が協議して決めました)。

 北海道新幹線の列車名は二つ。東京・仙台-新函館北斗を直通運転する列車が「はやぶさ」、盛岡・新青森-新函館北斗間を(直通)運転する列車が「はやて」となります。今回開業する区間が新青森-新函館北斗間(149キロ)と短く、東北新幹線の延長という意味合いがあることから、わかりやすさや親しみやすさを考慮し、すでに東北新幹線で使われている「はやぶさ」「はやて」を使いました(北海道らしい独自の愛称は札幌開業時に改めて検討します)。「はやぶさ」については以前に書きましたが、「はやて」は結構しぶといです。運行体系については今のところ決まっていませんが(開業3か月前の2015年12月ごろに発表します)、現行の在来線特急の10往復よりも多くなるようです。なお、札幌-函館間の「北斗」は北海道新幹線開業後も運行区間に変更ありません。

 H5系は10両編成で、普通車8両の定員は658人、カーペットは雪の結晶柄で、ブラインドにアイヌの文様風の柄をちりばめました。グリーン車1両の定員は55人、流氷の海明けを思わせるグレーがかかった青いカーペットと雪の結晶をデザインしたブラインドが特徴的です。そして、最上級の「グランクラス」1両の定員は18人、大沼など沿線の湖沼の水面が輝く様子をカーペットにデザインしています。E5系とは違ってすべてのトイレが温水洗浄便座付となり、普通車の全座席にコンセントを付けました。車両の外に描かれるシンボルマークは、シロハヤブサや北海道の形をモチーフに、北の大地と本州が新幹線で結ばれることによる速達性と利便性、地域間交流の広がりを表現しています。1、3、5、7、10号車の両側面(1編成10か所)に配置します。

 新函館北斗からのアクセス列車は、733系1000代を4編成(12両)つくります。座席はロングシートで、座席定員は148人、立席は293人、合計3両で441人です。函館寄りの1号車には車いす対応トイレ、車いすスペースがあります。エクステリアデザインは新幹線との連携、一体感と北海道らしさをイメージし、H5系と同じパープルをメインカラーに、北海道の新緑のイメージでJR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーンの帯を巻きます。インテリアデザインは北海道の豊かな自然と函館の異国情緒をイメージし、シートは北海道の広大な草原風景のグリーン系とし、乗降ドア付近はパーティションに北海道の自然を感じる木目を、ドア部分は函館のレンガ倉庫や修道院を連想させるレンガ色とします。733系1000代は2015年秋に落成予定です。

 このアクセス列車ですが、名無しではなく、愛称が付けられます。はがき、パソコン、スマートフォン、携帯電話で応募でき、期間は11月20日から12月22日(はがきは必着、パソコン等は18時まで)までです。最多得票がそのまま選ばれるわけではなく、応募された愛称名を参考にして新しい列車にふさわしい名前を決めます。2015年1月中旬以降の発表を予定しています。賞品もあり、採用した列車名に応募した人から選ばれる金賞(1人)はオリジナルアクセス列車Nゲージ模型です。

(追記1)
 733系1000代の定員ですが、両先頭車の立席の定員が1人ずつ減り、座席定員は148人、立席は291人、合計3両で439人となりました。

(追記2)
 「はこだてライナー」の前面にはヘッドマーク、側面にはエンブレムがつきます。ヘッドマークとエンブレムは同じデザインで、函館山のロープウェイと五稜郭がデザインされています。床面の高さが低くなったため、乗降口のステップが廃止され、バリアフリーにつながっています。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/141120-1.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/141120-2.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/141120-3.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/141120-4_2.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151225-3.pdf、北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/575510.html、産経ニュース http://www.sankei.com/economy/news/141120/ecn1411200046-n1.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASGCN5CK4GCNIIPE01F.html、「鉄道ファン」2014年12月号 交友社、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2015/12/24/)

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Comments

いつも貴重な情報を有難うございます。楽しく読ませて頂いています。

「はやては結構しぶとい」のリンク先の古い記事を読んで思い当たることがありました。コメント欄でたべちゃん様が「北海道新幹線札幌全通時に走る列車名は「おおぞら」で良いのではないか?」と書かれていましたね・・・

夜行「北斗星」の列車名を公募した時「丹頂」の名もあがりましたがJRいわく「丹頂は道内の特急に使う為とっておく」という理由でお蔵入りとなりました。

「丹頂」の名に相応しい列車と言えば既に札幌・釧路間の「おおぞら」がありましたので「丹頂は道内特急の名としてとっておく」意味がわからなかったのですが、なるほど、北海道新幹線に「おおぞら」の名を譲った後の釧路特急の名に「丹頂」を使うつもりかも知れません。

(蛇足ですが仙台止まりの「あおば」も是非復活させたい列車名です。)

新函館北斗開業時は東京から最速4時間10分とのこと。青函トンネルが当面大半の新幹線が140km/h運転なので、いっそ一部列車を盛岡以南の長大トンネル内等で世界最速370km/h運転させ「新函館北斗まで3時間59分!」なんてのは無理な話なのでしょうかねえ?海外へ新幹線を売り込むショーケースにもなり得ませんか?

Posted by: miyahara | 2014.11.28 at 09:10 PM

 miyaharaさん、おはようございます。

* 「はやては結構しぶとい」のリンク先の古い記事を読んで

 北海道新幹線が全線開業したとき、どのような列車名がつけられるでしょうか?

* (蛇足ですが仙台止まりの「あおば」も是非復活させたい

 私もそう思います。盛岡発着と仙台発着は分けたいです。

* 「新函館北斗まで3時間59分!」

 10分程度の差とはいえ、3時間台と4時間台とではイメージの差は大きいです。

Posted by: たべちゃん | 2014.11.29 at 05:18 AM

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