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定光寺-古虎渓間の廃線跡をたどる

 昨日11月30日のことですが、定光寺-古虎渓間の廃線跡をたどってきました。


 いったん開通した鉄道でも、その後の改良の際に廃棄されることはよくある。1900年に開通した中央西線高蔵寺-多治見間もそのひとつで、複線化、電化のため1966年に新線に切り替えられた。その後この旧線は忘れられることとなった。

 その忘れられたトンネルが出てくるきっかけとなったのが、勝川駅の高架化。明治時代から使われた赤レンガ製のプラットホームが撤去されることとなり、赤レンガを町おこしに活用しようとイベントが行われました。その後、高蔵寺-多治見間に14あったトンネル(そのうちひとつは取り壊されている)のうち、3号から6号までの4つをNPO法人が買い取り、2008年からは春と秋の年2回、貴重な近代化産業遺産、愛岐トンネル群として一般公開がなされている。2014年秋の一般公開は11月22日から30日まで行われ、最終日の30日に出かけたのである。

 定光寺はいつもは無人駅、ICカードの読み取り機はあるものの、数が少ないことから、あらかじめ往復切符を買い求めておいた。切符は応援に来た駅員に渡せばよい。川沿いにしばらく歩くと、愛岐トンネル群の入口がある。ここから片道1.7キロのウォーキングが始まる。100円を払って、パンフレットを受け取る。紅葉がちょうどいい具合である。

 鉄道が走らなくなってから40年余り、廃線跡の真ん中に木が生えているところもある。汽車が走っていた時は、当然ながら生えていなかったところだ。自然の強さとともに、経過した時間の長さが感じられる。ところでこの道、歩きづらい。アスファルト舗装や土の道ではなく、下には鉄道が走っていた時と同様、バラストが敷かれている。最後に通った長さ333メートルの6号トンネルは暗く、ここを訪れるなら懐中電灯が必要だ。このトンネルを抜けると一般公開区間の終わり、ちょうど県境のところだ。多治見方面に行くことができず、戻るしかない。

 600メートルほど戻ったところに、売店がいくつかある。歩いてきたので、ここでおやつ(和菓子)を買う。昼食には早い時間のため、よく売れている。おやつを食べながら、ちょっと休憩。庄内川を眺める。その後、定光寺まで戻り、愛岐トンネル群を後にした。
(参考:NPO法人 愛岐トンネル群保存再生委員会からもらったパンフレット)

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