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南武支線に新駅

 南武線には、浜川崎と尻手を結ぶ、4.1キロの支線があります。南武支線と言われていて、中間に2駅があります。2両編成のワンマンカーが1日上下計75本を運行し、浜川崎-尻手間を約7分で結びます。

 この南武支線に新駅ができることになりました。浜川崎-川崎新町間(約2キロ)の中間地点となる川崎市川崎区小田栄地区に、新駅をつくります。この辺りは工場の跡地などにマンションや商業施設が出来上がり人口が急増しているのです。約15.6ヘクタールの小田栄二丁目地区の人口は2005年末時点でわずか10人でしたが、2014年末には4705人となっています。川崎駅まで自転車やバスで約15分という便利さが評価されているのです。仮称は小田栄新駅で、2016年3月の開業を目指します。低コスト、短工期化による早期開業を目指すとのことですが、いくら小さな駅といえども出来上がるのは早いです。乗降客の見込みは1日約3500人です。新駅の開業により新宿までの所要時間が9分短縮し48分となり(現行の品川経由から武蔵小杉経由に代わります)、バス利用からの切り替えで川崎駅の負担軽減や環境負荷の軽減になるとしています。

 今回できる新駅は、JR東日本と川崎市が結んだ、包括提携協定の第一弾に位置付けられるものです。JR東日本が沿線自治体と包括協定を結ぶのは初めてのことです。沿線のイメージアップや子育て環境向上などを盛り込んだものです。「グループ経営構想V」にも出ていた話なのです。もっとも、この新駅は川崎駅に直結しないので、駅ができても利用しづらいという声もあります。ラッシュ時20分間隔、日中40分間隔は都会の電車とは思えません。

(追記1)
 新駅は尻手駅から2.715キロのところにある、小田踏切近辺につくられます。下りのホームは踏切の尻手方、上りのホームは踏切の浜川崎方にできます。ホーム上屋、スロープ、簡易タイプのICカード読み取り機を備えます。設置費用はJR東日本と川崎市で折半します。川崎市は2015年度予算で2.75億円を負担します。また、南武支線には運行本数が少ないという問題があります。川崎市は開業時の運行本数の増便を要望し、JR東日本も検討するとのことです。

 なお、駅名は、小田栄、小田川崎、小田弥栄の3案から、付近住民による投票により決められます。

(追記2)
 新駅の名前は小田栄となりました。
(参考:カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/83400/cms_id/123616、http://www.kanaloco.jp/article/83409、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/150130/rgn1501300040-n1.html、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150801/CK2015080102000138.html、http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150925/CK2015092502000197.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/08/03/257110.html)

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